ヌッ

適当

コワすぎ!2021年に楽しんだモキュメンタリーコンテンツを振り返る

はじめに

タイトルにコワすぎとありますがコワすぎシリーズの話はしません。また本記事はコンテンツ紹介のみなのでホラー要素はないです。(リンク先、動画は怖いかもなので注意)

woody-kawagoe.hatenadiary.jp

しかしコワすぎの新作はでないものかのう、監督が他作品色々やってるようなので忙しいのだろうけども。あとサブスク配信無いのかなと思ったらホラー専門のサブスクサービスがあってそこでは見れるっぽい。

osorezone.com

それはともかくとしてモキュメンタリーは面白いですね。モキュメンタリーというと映画のイメージが強いけど、タイトルにコンテンツと銘打ってるように本記事では記事や動画がメインになります。僕の観測範囲だと今年はそういう系が流行ったような気がします。もっとも、今年公開のものに限らず今年見た(気がする、去年以前の可能性もある)ものの紹介をします。あと内容上、ネタバレ厳禁だったり謎が多すぎるコンテンツもあるので、そこはあんま深入りしないようにします。というか正直難解すぎてわかんねーし考察・解説記事頼りなのがほとんど。本記事ではそういう考察まではしません(できません)ちくしょう、私は頭が悪いのでこれ以上は説明できないのだ(ターちゃん)それでも雰囲気や仕掛けで色々楽しめるし、分からないなりに考察の余地があるというのは面白くてハマります。

あと当方はこういう謎の多いミステリーやサスペンスが好きではあるもののかなりビビりなので、記事中に怖い画像が無いか、動画系はドッキリ系無いかシークバーをちょっとずつずらして安全確認しながら見てます。音声系はどうしようも無いので一時停止しながらとかになる。(もっとも大体足音程度だったりするんだけど)

SCP紹介動画

www.youtube.com

www.youtube.com

もともとSCPが好きでちょくちょく読んでたのだけど動画解説はわかりやすくて良いですね。これをホラーにカウントしていいものか、という気はするが……。たまに公式の方見に行くけどそもそも量が多すぎて見きれないのに対し、面白いやつをピックアップしてくれるのが良い。(自分で探す楽しさもあるだろうが……)あと上記のチャンネルについては「ゆっくりの小芝居シーンが無い」「シンプル」というのが非常に良い。もっと再生数の多い別の紹介チャンネルもあるんだけど、僕はこっちのほうが好み。特に以下のSCPが好き。BGMもいいんだけど繰り返し見ちゃう。それぞれ元記事も面白いのでぜひ。

www.youtube.com

www.youtube.com

ちがうチャンネルだけどこれも。

www.youtube.com

scp-jp.wikidot.com

omocoro.jp

twitter.com

今年は梨さんの年だったなぁという気がします。上記のリンクにあるようにSCP、オモコロ、Twitterで怪談(?)を書いている方です。一番有名なのだと「しんに」「けりよ」、最近だと「順縁」とか。

scp-jp.wikidot.com

scp-jp.wikidot.com

scp-jp.wikidot.com

いずれも調査資料、インタビュー記録などをまとめた体裁なのだがそこから浮かび上がる恐ろしい真実浮かび上がってくる……というものである。これだけだと大抵のSCP記事がそうじゃん、で終わるんだけど、上記の記事については民間伝承のようなジャパニーズホラー要素が強い。なにより終盤になって気付かされる真実に恐怖し、読後に気持ち悪さが残る。その後考察とかを見に行く。これが最高なんすよ。もっともそんなに考察記事見つからんのだけども。順縁とかは読み込んで考察記事書こうかなと思ったけどそこまでできませんでした。(1敗)あと読み終わってから、もうこれ戻れないやつじゃん、悪質!と笑っちゃうやつもチラホラあって、それも面白さの一因になっている。

フェイクドキュメンタリー Q

www.youtube.com

最近月1くらいで投稿されているフェイクドキュメンタリーのシリーズ。ゾゾゾ自体は趣向がちょっと違うので僕はあんまり見てないのだが、このシリーズ見続けている。別々の話ではあるんだけど、どれも怖い、そして謎が多い。これも動画中にヒントがあるのだろうがわからない。お祓いのやつとかはちょっと笑っちゃったけど、これ好きなんだよな。

オモコロ

omocoro.jp

omocoro.jp

梨さんもそうだけど最近オモコロでホラー記事がちょいちょいあがるようになった。こちらはライターがもっと前面に出ていて取材記事の体裁が強い。内容も比較的わかりやすいが怖さ、面白さは劣らない。ホラー専門メディアとか別で開設しても良さそうに思う。あと雨穴さんは動画版(内容は記事とほぼ同じ)も公開しているのが流石。

残穢

www.youtube.com

これも話題だったのだが遅れて見た。正直上記と比べちゃうと微妙感……。序盤の、取材を続けるうちに新事実が発覚、新たな謎が、という展開は良いんだけどラストあたりの演出がどうも安っぽく感じちゃう(役者陣は豪華)

忌録

忌録: document X | 阿澄思惟 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon

年末にすごいものに辿り着いてしまった。kindle unlimitedに入ってるから読みましょうね。もとはといえば梨さんがTwitterで紹介していた本について調べてるうちに見つけたのだが、こんなものが2014年に出ていたとは……。上記のコンテンツに近しい体裁だが、それと比べても異常な文章、多すぎる謎、何より発生したとされる事象がえぐい。怪奇現象の中でも悪辣で、強力なように思う。あとググってたらマシーナリーとも子氏が紹介記事書いてたので、こちらも参考にされたし。

nlab.itmedia.co.jp

(おまけ)ポケモン

www.youtube.com

ついにポケモンファウンド・フッテージを!?となってテンションがブチ上がってしまいました。当初は「?????」みたいなタイトルだったけど変わっちゃいましたね。流石に意味不明すぎたかもしれん。しかし今見るとキッズ向けの動画紹介文に対して映像がガチっててギャップで笑っちゃうな。

総括

海外のB級ホラーは最近見なくなってしまった。周りにそういう知り合いがいなくなったというのもあるけど、モンスターパニック系のワーワーするやつより、ジャパニーズホラー特有のジットリした怖さが良い。(といいつつ大量に死者が出るような怪異もあるが)B級ホラーは友達と集まって酒飲みながら見るのが良いんだけど最近はそれができないからのう。

今回紹介したコンテンツは謎が多いというのが良くて、怖いものみたさ、怖いけど真実を知りたい、という欲求が駆り立てられるのが良い。しかしもっと民間伝承とか神話とかに詳しいと楽しめるのかなーと思ったりもする。日本神話とか、クトゥルフ神話をモチーフにした話は数多い。あと労働中に真面目なドキュメント、リファレンス読んでるとSCP記事解読してる気分になって楽しいときがある(厨二病

新しい媒体では特有のホラー表現が生まれるというのも面白いところ。昔だとVHSで貞子の呪いが伝染する、画面から出てくる(きそう)というのがあったけれど、例えばPCに悪魔を召喚するプログラムがインストールされるとか、RPGツクール特有のゲーム設定画面に青鬼がいるとか、HTML中に隠された文字があるとか、kindleのリンク先になにかがあるとか、普段の何気ない動作が呪いの儀式やトリガーになるとか。来年ももっと楽しい一年になるよ。ね、ハム太郎

以上です。