ヌッ

適当

新婚グアム旅行

妻と新婚旅行で4泊5日のグアム旅行に行っていた。

行き先検討

行き先の候補として当初はシンガポールが上がっていた。
最近見ているyoutubeチャンネルにシンガポールに行った動画があって気になっていた。
ただ色々見ていて、グアムは比較的近いし年中温かいし海で遊べるということでグアムになった。

手配

海外に行ったことは何度かあるのだが、自分で手配するのは初めてのことだった。
ツアーに行くつもりはなく、最初はjalなどで飛行機の手配からしようと思ったのだが、これが思いの他面倒。
調べてみると旅行会社でホテル予約、サポートをまとめて手配する方が楽だし、ツアーといってもガイドが付くわけではなく、ほぼ全て自由時間のシンプルなものもあった。
jtbやエアトリなどを見ていたのだが、結局妻が見つけた「こころから」というサービスを利用した。
値段も比較的安く、サポートが分かりやすくて良かった。

準備

入出国にあたりいくつか必要な書類があるのだが、「こころから」からその辺をまとめたページを共有されたので、それを参考に準備した。
例えば税関申告や入国手続き、ワクチン接種の証明などだ。
多少手間ではあるが、本来空港で資料を書く手間が事前のネット申請で省けるのは良い。
チェックイン、本人確認や税関も、自動で手続きが出来る機械があり、一昔前と比べると大分楽とは思う。
ただ僕がマイナンバーカードを未だにとってないため、ワクチン接種証明書を取得する際に書類まとめて郵送する必要があって少し面倒だった。
マイナンバーカードを取っていないのはただの怠惰で今更だが現在申請中)

またdマガジンでグアムのるるぶを読み、観光場所の情報収集をした。
最近の情報が体系的にまとまってるので良い。

到着後

飛行機にのってグアムに到着。
よくあるパターンだとここからホテル提携のタクシーに乗せてもらうのだが、自分達が予約したホテルにはそういうタクシーがなかったため、空港前のタクシーを利用することにした。
ここが一番心配だったところで、ジョジョ5部の冒頭みたいにぼったくりにあったり荷物をパクられないか気が気でなかった。
空港から外に出るとモワッとした空気につつまれる。気温もそうだが湿度も高いのだ。
タクシー乗り場に向かうと手前から陽気なおじいさんが日本語で「タクシーはこっちだよ~」と案内された。
荷物も勢いでもってかれそのままタクシーに乗る。怖すぎる。
念のため車を確認したがグアムではメジャーなミキタクシーというところで、メーターもゼロになっていることを確認した。
これがぼったくりタクシーでないかのチェック要素らしい。
タクシーの運転手とも色々喋ったのだが都内の交通網情報にも詳しいようで驚かされた。
また現地にドンキホーテができるとかおすすめの飲食店などもおしえてくれたので結果として良かった。

ネット

モバイルwifiを事前に申し込んで利用していた。
ロッカーから取得して後で返却ポストに投げれば終わりと人を介さないので楽。
とはいえホテルのwifiで大体事は済んだ。
雑誌ではホテルよりモバイルwifiの方が良いとあったが、速度的にはホテルの方が快適であった。
今思い返すとspeed testしても良かったな。
dアニメは海外だと見れないのが残念だったが、youtubeなどは普通に見れたので十分だった。

ホテルロード

泊まったのはグアムプラザ リゾート&スパというところ。
日本語の公式サイトもある。
ホテルと併設の飲食店やお土産店があり、海にも近い。
一方でホテルの受付との会話は基本英語だったり、部屋の掃除はチップ必要というのを知らなかったためになかなか掃除されなかったというのもあった。
(ちゃんと言えば色々やってくれるので対応は全く悪くない)

guamplazaresort.com

海沿いのこのエリアはホテルロードとも呼ばれ、その名の通りホテルが沢山ある。
また商業施設も近くに集まっていた。
基本的にはこの辺をブラブラするだけでも楽しめる。

タモンビーチ

ホテルからほどちかいビーチ。
海は青く、砂は白くて綺麗。
太陽に照らされながら海に浮いているのは心地よく、ここ数年で一番リラックスできた。
かなり浅いので泳ぐのは不向きかもしれない。
荷物を置いて遠くまで行くのは心配になるので、行くときの荷物は必要最低限にしたほうが良かった。
パリピな音楽を流している人も沢山いてイカつい。EXILEのrising sunとかも流れてた気がする。
僕らは隣でヨガをやったり、タマネギくらいの大きさのヤシの実でキャッチボールしていた。



赤いシャトルバス

グアム観光でよく用いられるバス。通称が「赤いシャトルバス」らしい。
ブラウザ予約が良さそうで、事前に1日券とかを買っといてスマホの画面を見せればOK。
なおアプリもあったがこれは使い物にならないようだった。
基本的に停車するのは商業施設かホテルである。
頻繁に移動するわけでなければ乗り放題とかではなく個別で買って良かったかも。
また後述する恋人岬への往復バスと1日券は別なようで、恋人岬行きのバスに乗るときに1日券出したらNO!NO!NO!と運転手に怒られる事案が勃発した。
結果として10ドル払って恋人岬行きの券をその場で買った。なお入場券とセットだったようなのだが、これもよくわかってなくて別で入場券買ったりしていた(アホちゃん……)

www.tpmguam.com

恋人岬

ホテルロードから少し離れたところにある名所で、昔駆け落ちした恋人が心中したという言い伝えがあるという。(詳しくは各位調べてください)
ドラマチックかもしれないけど死んどるやんという気持ちは若干ある。
恋人同士で鍵を買って岬の柵につけるという文化があるということで例にならってつけてきた。
ちなみに英語だと Two Lovers Pointというらしい。かっこいいね。
また日本との姉妹名所らしく、静岡の伊豆や新潟の柏崎にも同名の場所があるという。
新潟と縁があるというだけでちょっとテンションがあがる。

en.wikipedia.org

ja.wikipedia.org



商業施設

赤いシャトルバスの路線のそれぞれ端にマイクロネシアモール、グアムプレミアムアウトレットという商業施設がある。
日本のアウトレットに近い。いや越谷レイクタウンとかの方がデカいかな……。
知っているブランドも多くフードコートもある。
またabcストアというコンビニが色んなところにあり、そこでお土産も買えるので良い。
書店も当然日本のラインナップとは大きく異なるのだが、日本の漫画の英語版とかも多くあって良い。
また英語圏の子供向け本読めば英語できるようになるんじゃね?ということで1冊買ってみた。
もっと簡単な小学生向けのポケモンの本とかでも良かったかもしれない……。

飲食

bbq、フライドチキン、ポテト、ナチョス、タコス、ピザ、ハンバーガーなどなど脂っこいジャンキーなものが多数。
飲み物も全体的に甘い。まぁ旅行だし良いよね、ということで最終日に腹を壊すハメになるのだが……美味いものは美味い、後悔はない。
ヘルシーなものが食べたいとなっても外食だと日本よりも難しい。
abcストアのサンドイッチ、サラダぐらいしかない。ホテル内レストランのサラダバーとかでも良いのかも。

言語

日本語分かる人もたまにいるが、基本は英語。
奇しくも妻がオンライン英会話を続けていたため、大体なんとかなった。
やはりリスニングが苦手だなとつくづく思う。
観光客は韓国籍っぽい人が多い。
大体の案内に英語だけでなく日本語、韓国語があるし、日本や韓国の商品、飲食店も多く、そういった観光客が前提なのだなと思う。
また迷彩服を着た米国の軍人らしき人もホテルに多くいたが、なんらかの任務で来てるのだろうか。
原住民とアジア人、欧米人の文化が入り混じって共存しているのは面白いし、家族で過ごしている様子を見るとなんというか人種関係無く同じ人間なんだなというか微笑ましい気持ちになる。

まとめ

単純に快適さ、コストを考えると国内旅行の方が圧倒的にいいのだが、異文化に触れるという楽しさはこういった海外旅行でしか味わえないものだ。
長めの休みで思い切ってグアムに行けて本当に良かった。