ヌッ

適当

「出会って四光年で合体」を読んだ

はじめに

直接的なネタバレは含まないように感想を書く。

TLで話題になっていて気になったので読んだ。
「エロ同人」なのだが「ハードSFだ」「民俗伝承だ」と言われている。
最近は民俗系ホラーをちょくちょく見ていて、それを期待して読んでいた。
自分の場合、SFも基本的に怖いものとして捉えているので怖いもの見たさがあった。

しかし内容としてはホラー要素はほとんどなく、むしろラブコメ、下ネタ、青春群像劇、の要素が強く、思った以上にポップだった。
それでいて期待していたSF、民俗要素は十二分にあった。(もちろんR-18でエロ要素はある)

いつものことだが、理解が追いついてなくても謎が徐々に明かされるストーリーは面白い。
以前読んだ本で村上春樹エヴァンゲリオンが人気なのは、考察の余白があるからだ、という話を読んだことがあるがそれに近しいものがある。

SFの怖さ

SFのイメージとして、時間や空間のスケールが大きすぎるというのがある。
そうすると大体永遠に近いときを生きる存在がいる。
僕はそういうのが怖い。例えば「5億年ボタン」のように、孤独で退屈なのが永遠に続くというのが怖い。
近い例だとALISONの「宇宙の死を見た不老不死」とか、一番トラウマなのは「ゼクレアトル」の終盤とか。

てっきり本作も主人公がそういう存在になってしまうのか……?と思っていたがそういうわけでもない。
神的存在はいるが良心があるというか、主人公は結局普通に老いて死ぬことができそうである。

主人公

主人公は初登場時点で11歳なのだが、この時点でchin先生の漫画に出てくる竿役みたいな顔をしている。
これはchin先生情報。

youtu.be

醜男……という表現なのだろうが、どちらかというと年齢の割に老けすぎている感じが否めない。
不幸なエピソードもあるが、友達と仲良く暮らすシーンも多くずっと不幸というわけでもない。
とにかく主人公が不幸、という作品は辟易するというか単純に嫌に気分になるのだが、本作はその辺の塩梅が丁度良い気がする。

主人公はコミュニケーションは得意でなく、頭も良くない。恐らく運動神経が良いわけでもない。
だがとにかく優しい。ヒロインのために頑張る、というのもそうだが、命を賭して動物を助けたり、親友のために本気で怒ったりしている。
その優しさがかっこいいし、魅力的だ。また、自分が勃起で感動した作品として「ゴールデンカムイ」と「愛のむきだし」があるが、本作品でも感動的な勃起シーンがある。

世界観・設定

なんといってもこの作品がすごいのは作り込まれた設定だろう。
劇中でところどころ解説があるが、宗教・経済・IT技術天文学に(たぶん)即した説明が含まれる。
そしてこれらが地続きに繋がるというのが良い。
例えば主人公の友人がリーマン予想の証明をして、実際には関係しないがRSA暗号が解かれたという噂が広まるというシーンとかには笑った。
またタイトルからして「出会って4秒で合体」をネタにしているが、「催眠アプリ」や「~しないと出られない部屋」についても独自の解釈があって面白い。

終わりに

自分は別にSFとかその辺に詳しいわけではないのだが、愛好家の人的にはどうなのだろうか。
エロ描写抜きでも面白いし、今後人気が出てOVA版が出たり、いつかfateや搾精病棟のように全年齢版が出るとかしないだろうか。
搾精病棟情報。同人界も努力、苦労があり奥深い世界のようだった。

youtu.be

ガッツリエロ同人ではあるし、誰にでも薦められる作品ではないのだが、単純に良い漫画だった。

宇奈月温泉に行った

経緯

一泊二日で旅行に行きたいと思い、色々あって宇奈月温泉に行ってきた。
当初は草津行ったことないので行きたいと思って準備をしていた。
ところが全国旅行支援が継続になっており、もうすぐ終わることに気付く。
調べるとキャンペーンが終了している県が多い。
予約当時その中に比較的近くで残っていたのが富山。(4/23現在は終了)
東京方面からでも北陸新幹線一本でいけるし、道中に黒部宇奈月温泉駅があることを知ったのでその周辺を調査していた。
初めて知ったのだが、その名の通り温泉で有名な地域らしいので行くことにした。

行きの移動

黒部宇奈月温泉駅まで新幹線移動。
黒部宇奈月温泉駅周辺はあまり施設が無い。
隣の新黒部から宇奈月温泉駅に移動する。
新黒部からは地方鉄道になるため往復切手をその場で購入する。
自動券売機はあるが、往復チケットはカウンターで買う必要があったり、全国共通の交通系icは使えないが地元独自のicカードがあったりする。
システム都合もあるんだろうが発展途上に見える。
電車はガタガタ振動はあるが広々とした席で落ち着く。
レトロな内装で緑の多い景色も風情がある。
宇奈月温泉駅周辺は温泉街で、お土産屋などが多数ある。
駅ついてからはあまりお腹も空いてなかったので、お昼ごはん代わりに駅の隣にあるアルペンチーズケーキというのを食べた。

宇奈月ダム

ホテルに一度荷物を預けて、散歩にでかける。

www.unazuki-onsen.com

このサイトのやまびこコースを参考にした。
川にかかる吊橋の上を歩く。周辺の木々、川が絶景。
しばらく歩くと宇奈月ダムが見える。
ところで黒部という地名なので黒部ダムは近いのだろうかと思ったら、地域的には同じなのだがアクセスはできないらしい。


ja.wikipedia.org

案内図だと展望台までしか書いてないが、そこからもう少し行くとダムの展示施設、大夢来館までいける。
ダムカードも手に入るとのことだったので回収。
なぜかマスコットキャラの声優は野沢雅子らしい。豪華だ。
ダムの設立の目的は洪水防止、水道水、水力発電とあるらしい。
万能に聞こえるしじゃんじゃん作ればと思うがコストが高いし、多目的ダムというのはあまりないらしい。
水力発電もクリーンなエネルギーと思うのだがあまり話題にならないのはなぜだろう。
歴史を見ると調査から設立まで20年くらいかかったらしい。
近年の技術で速度があがったりするのだろうか。
ももクロがライブに来るなど謎にコラボしてるのだが、そういうエンタメにも割と寛容というか歓迎してるのだろうか。

やまのは

www.unazuki-yamanoha.jp

夜はビュッフェだった。よくあるビジネスホテルのビュッフェも好きなのだが、ここは品揃えが非常によかった。
寿司や富山ブラックラーメン、天ぷらなど色々食べたのだが、良い年なので限界を目指さなくなった。
というか満腹で苦しくなって後で後悔するのを何度か経験しているためブレーキがかかるようになった。
それでもまぁ食いすぎだし腹の出方が危険な気がする。
腹を触ると硬さがあるので、皮下脂肪ではなく内臓脂肪が増えてる感じがある。

温泉も良かった。
露天風呂から川やライトアップされた木々が見え、眺めが良い。久々にサウナにも入った。

翌朝もビュッフェ形式。
隣の席の人がハンバーガーの話してるのを聞き、ハンバーガー!?そういうのもあるのか……と孤独のグルメの五郎ちゃんのようになって食べることにした。
このときはとろろ昆布のおにぎり、ブラックカレー、白海老バーガー、ホタルイカの沖漬けなどを食べた。
朝風呂にも入ったのだが露天風呂の眺めが夜よりも良い。
晴れているので4K画質の景色を裸で見れる。

宇奈月公園・想影展望台

先述のサイトのおもかげコースを参考にお散歩した。
想影展望台のオブジェまではすぐだったのだが、手前に三角コーンがあって入れないようになってたので断念。
道中の宇奈月公園に寄ると与謝野鉄幹、晶子夫妻の短歌がかかれていた。ゆかりの地らしい。
最近与謝野晶子が謎にネットミーム化してたのでその印象しかなかったが……。

ロッコ電車

www.kurotetu.co.jp

当初は宇奈月麦酒館に行く予定だったのだが微妙に時間があわなそうということでトロッコ電車に乗ってみた。
移動手段というよりはアトラクションに近く、端的に言うとその時期行ける駅まで行ってそのまま往復で帰るだけではある。
時期に寄ってどこまで進むかも変わるのだが、今は往復で一時間程度。
昔ダム建設時に使われていたトロッコがあったのだが、それを流用しているらしい。
当初は「便乘ノ安全ニ付テハ一切保證致シマセン」と書かれていたという。
今は完全に観光用で室井滋のナレーションが流れるなか走る。
ロッコ移動自体迫力があり、ディズニーランドの乗り物とかに近しい楽しさがある。
ロッコは吊橋を渡るのだが窓は無く、低い柵しかないため迫力がある。
壮大な自然を間近に見れる。
出発、到着時は駅員が手を振ってくれたり、電車のすれ違い時は乗客同士で手を振ったりするのが優しさにあふれていて良い。
当日飛び入りで乗れたもの人気なようで、所謂インバウンドっぽいお客さんも多かった。

湯めどころ宇奈月

yumedokoro-unazuki.jp

宇奈月温泉駅周辺でお昼を食べるも、電車が出るまで小一時間あるし、トロッコに乗ってから体が冷えてしまった。
ということでもう一度温泉に入ることにした。
比較的最近できた施設で綺麗な内装だった。
ゆっくりつかって温まることができた。
そこからまた黒部宇奈月温泉駅に戻って帰路についた。

終わり

旅行に行こうと思う前は全く知らない土地だったのだけど、良い体験だった。
飯美味い、温泉入れる、景色が良い、文化的な体験が出来る、というのは国内の大抵の観光地だったらあるものかもしれないけど、その地域ごとに色々頑張ってるのだろう。
単に歴史がある、自然が豊かというだけでなく観光用の開発が進んでおり、施設のシステムも今どきだと感じた。
かなり快適だったのだが、だからこそこういうのは数ヶ月に一度とかが丁度良いのかもしれない。

knotfest2023 day2に参加した

経緯

knotfestjapan.com

元々2020に行く予定だったが延期に延期を重ねてついに参加した。
正直しばらくメタルを聞くことも少なくなっていたし、ドラムする機会も減っていたのだが、いざ参加するとなるメタル熱が蘇ってきた。

事前知識

直前にラインナップなどを確認していた。
当初から結構出る人変わったようで、マリリンマンソン、crossfaith, baby metalも好きだったのにキャンセルになってしまったけどやむを得ない。
知らないバンドについて、ライブから聞き始めるというのも良いけど、事前に分かってる方が楽しめるなと思う。

こういう解説動画をみていた。以前メタルにハマっていたときもDENMETA氏の名前は見覚えがあったのだがいつの間にかvになっていた。
絵柄は変わってない気がするが……。

youtu.be

また公式サイトのバンド紹介を見ていたのだがAiliph Doepaのページが「1467年 応仁の乱」から始まるのでめちゃくちゃ笑っていた。
(なおday1のバンドなので今回は見ていない)

knotfestjapan.com

ラインナップ

魔法少女になり隊

まずはオープニングアクトから。
初めて聞いたけどメタルおジャ魔女カーニバル楽しい。

Praise

こちらも初めて聞いたけどミクスチャー系、ラップ系だった。
MCの煽りが良くて、会場も盛り上がっていた。

PALEDUSK

事前に試聴して一番気になっていたバンド。
しかしライブ中モッシュに揉まれていたら原曲がよくわからない感じになった。
あとゲストは一体誰だったのか……。

Fear, and Loathing in Las Vegas

ベガス大好き。思えばアニソンとのタイアップ多い。(寄生獣とかハンターとかカイジとかバキとか)
love at first sightで飛び跳ねるのが楽しい。
the gong of knockoutとか聞きたかったけどもっとメジャー(?)な曲が多かった気もする。

マキシマムザホルモン

完全に世代。高専の頃よく聞いたりカラオケで歌ったりコピバンしたのを思い出す。
セトリが神。メガラバで踊るのが一番楽しかった。
きんに君や野沢雅子はなんだったんだ。

korn

adidasの合唱楽しすぎた。(歌詞は調べてみてください)
名曲だけどadidasから訴えられないのか?
kornだとgot the lifeが一番好き。

slipknot

丸一日参加してかなり疲れていたのだが、それでもslipknotはテンションがぶちあがる。
松明とドラム缶って楽器だったんだな。あと親日なんだな。
ところでtokyoって言うのはスタッフ突っ込まないのだろうか。

カラオケゾーン

joysoundの協賛で参加者がカラオケしてるのを聞けるゾーンがあった。
skipknotとかマキホルとかsimとかをファンが歌ったり楽器をしているのを周りの人が聞くというもの。
合間の休憩でbefore i forgetをカラオケでうたっている聞いていたのだが、近くで「BEFORE I FORGET!!!」と絶叫するあんちゃんがいて左耳が破壊された。
トリコクラッカーで一回死んだ小松みたいな状態になった。

モッシュ

久々のモッシュでぶつかりあうのは良い。サークルモッシュは楽しい。
お互いに肩を掴んでヘドバンするの一体感あって良い。
一方でずっと立ち続けたせいか後半腰に危機を感じた。
また、上裸の体格の良い外人ニキ何人かいたのだが、ラリアット、ミドルキックしてるっぽい姿が見えた。これはもう路上プロレスに近い。
会場内はともかく、帰りの会場外でも上裸なのは色々心配になった。

帰宅後

帰り、東京駅につく頃には22時を過ぎていて飯食えるところが基本なかった。
23時までやってるとこでも22時がloだったりする。
結局なんとかなか卯に辿り着いて飯にありつけた。
前にも似たようなことあったし、海浜幕張駅周辺で飯食ってからの方が良さそう。

おわりに

大人数で参加する、生音を聞くのはリアルでないと味わえない楽しさだった。
オンライン配信を試聴する快適さはあれど、リアルの需要は消えないのだろうなと思う。
他の好きなバンドのライブやフェスにも参加してみたいなと思う。

参考

前に参加したフェス情報

woody-kawagoe.hatenadiary.jp

新婚グアム旅行

妻と新婚旅行で4泊5日のグアム旅行に行っていた。

行き先検討

行き先の候補として当初はシンガポールが上がっていた。
最近見ているyoutubeチャンネルにシンガポールに行った動画があって気になっていた。
ただ色々見ていて、グアムは比較的近いし年中温かいし海で遊べるということでグアムになった。

手配

海外に行ったことは何度かあるのだが、自分で手配するのは初めてのことだった。
ツアーに行くつもりはなく、最初はjalなどで飛行機の手配からしようと思ったのだが、これが思いの他面倒。
調べてみると旅行会社でホテル予約、サポートをまとめて手配する方が楽だし、ツアーといってもガイドが付くわけではなく、ほぼ全て自由時間のシンプルなものもあった。
jtbやエアトリなどを見ていたのだが、結局妻が見つけた「こころから」というサービスを利用した。
値段も比較的安く、サポートが分かりやすくて良かった。

準備

入出国にあたりいくつか必要な書類があるのだが、「こころから」からその辺をまとめたページを共有されたので、それを参考に準備した。
例えば税関申告や入国手続き、ワクチン接種の証明などだ。
多少手間ではあるが、本来空港で資料を書く手間が事前のネット申請で省けるのは良い。
チェックイン、本人確認や税関も、自動で手続きが出来る機械があり、一昔前と比べると大分楽とは思う。
ただ僕がマイナンバーカードを未だにとってないため、ワクチン接種証明書を取得する際に書類まとめて郵送する必要があって少し面倒だった。
マイナンバーカードを取っていないのはただの怠惰で今更だが現在申請中)

またdマガジンでグアムのるるぶを読み、観光場所の情報収集をした。
最近の情報が体系的にまとまってるので良い。

到着後

飛行機にのってグアムに到着。
よくあるパターンだとここからホテル提携のタクシーに乗せてもらうのだが、自分達が予約したホテルにはそういうタクシーがなかったため、空港前のタクシーを利用することにした。
ここが一番心配だったところで、ジョジョ5部の冒頭みたいにぼったくりにあったり荷物をパクられないか気が気でなかった。
空港から外に出るとモワッとした空気につつまれる。気温もそうだが湿度も高いのだ。
タクシー乗り場に向かうと手前から陽気なおじいさんが日本語で「タクシーはこっちだよ~」と案内された。
荷物も勢いでもってかれそのままタクシーに乗る。怖すぎる。
念のため車を確認したがグアムではメジャーなミキタクシーというところで、メーターもゼロになっていることを確認した。
これがぼったくりタクシーでないかのチェック要素らしい。
タクシーの運転手とも色々喋ったのだが都内の交通網情報にも詳しいようで驚かされた。
また現地にドンキホーテができるとかおすすめの飲食店などもおしえてくれたので結果として良かった。

ネット

モバイルwifiを事前に申し込んで利用していた。
ロッカーから取得して後で返却ポストに投げれば終わりと人を介さないので楽。
とはいえホテルのwifiで大体事は済んだ。
雑誌ではホテルよりモバイルwifiの方が良いとあったが、速度的にはホテルの方が快適であった。
今思い返すとspeed testしても良かったな。
dアニメは海外だと見れないのが残念だったが、youtubeなどは普通に見れたので十分だった。

ホテルロード

泊まったのはグアムプラザ リゾート&スパというところ。
日本語の公式サイトもある。
ホテルと併設の飲食店やお土産店があり、海にも近い。
一方でホテルの受付との会話は基本英語だったり、部屋の掃除はチップ必要というのを知らなかったためになかなか掃除されなかったというのもあった。
(ちゃんと言えば色々やってくれるので対応は全く悪くない)

guamplazaresort.com

海沿いのこのエリアはホテルロードとも呼ばれ、その名の通りホテルが沢山ある。
また商業施設も近くに集まっていた。
基本的にはこの辺をブラブラするだけでも楽しめる。

タモンビーチ

ホテルからほどちかいビーチ。
海は青く、砂は白くて綺麗。
太陽に照らされながら海に浮いているのは心地よく、ここ数年で一番リラックスできた。
かなり浅いので泳ぐのは不向きかもしれない。
荷物を置いて遠くまで行くのは心配になるので、行くときの荷物は必要最低限にしたほうが良かった。
パリピな音楽を流している人も沢山いてイカつい。EXILEのrising sunとかも流れてた気がする。
僕らは隣でヨガをやったり、タマネギくらいの大きさのヤシの実でキャッチボールしていた。



赤いシャトルバス

グアム観光でよく用いられるバス。通称が「赤いシャトルバス」らしい。
ブラウザ予約が良さそうで、事前に1日券とかを買っといてスマホの画面を見せればOK。
なおアプリもあったがこれは使い物にならないようだった。
基本的に停車するのは商業施設かホテルである。
頻繁に移動するわけでなければ乗り放題とかではなく個別で買って良かったかも。
また後述する恋人岬への往復バスと1日券は別なようで、恋人岬行きのバスに乗るときに1日券出したらNO!NO!NO!と運転手に怒られる事案が勃発した。
結果として10ドル払って恋人岬行きの券をその場で買った。なお入場券とセットだったようなのだが、これもよくわかってなくて別で入場券買ったりしていた(アホちゃん……)

www.tpmguam.com

恋人岬

ホテルロードから少し離れたところにある名所で、昔駆け落ちした恋人が心中したという言い伝えがあるという。(詳しくは各位調べてください)
ドラマチックかもしれないけど死んどるやんという気持ちは若干ある。
恋人同士で鍵を買って岬の柵につけるという文化があるということで例にならってつけてきた。
ちなみに英語だと Two Lovers Pointというらしい。かっこいいね。
また日本との姉妹名所らしく、静岡の伊豆や新潟の柏崎にも同名の場所があるという。
新潟と縁があるというだけでちょっとテンションがあがる。

en.wikipedia.org

ja.wikipedia.org



商業施設

赤いシャトルバスの路線のそれぞれ端にマイクロネシアモール、グアムプレミアムアウトレットという商業施設がある。
日本のアウトレットに近い。いや越谷レイクタウンとかの方がデカいかな……。
知っているブランドも多くフードコートもある。
またabcストアというコンビニが色んなところにあり、そこでお土産も買えるので良い。
書店も当然日本のラインナップとは大きく異なるのだが、日本の漫画の英語版とかも多くあって良い。
また英語圏の子供向け本読めば英語できるようになるんじゃね?ということで1冊買ってみた。
もっと簡単な小学生向けのポケモンの本とかでも良かったかもしれない……。

飲食

bbq、フライドチキン、ポテト、ナチョス、タコス、ピザ、ハンバーガーなどなど脂っこいジャンキーなものが多数。
飲み物も全体的に甘い。まぁ旅行だし良いよね、ということで最終日に腹を壊すハメになるのだが……美味いものは美味い、後悔はない。
ヘルシーなものが食べたいとなっても外食だと日本よりも難しい。
abcストアのサンドイッチ、サラダぐらいしかない。ホテル内レストランのサラダバーとかでも良いのかも。

言語

日本語分かる人もたまにいるが、基本は英語。
奇しくも妻がオンライン英会話を続けていたため、大体なんとかなった。
やはりリスニングが苦手だなとつくづく思う。
観光客は韓国籍っぽい人が多い。
大体の案内に英語だけでなく日本語、韓国語があるし、日本や韓国の商品、飲食店も多く、そういった観光客が前提なのだなと思う。
また迷彩服を着た米国の軍人らしき人もホテルに多くいたが、なんらかの任務で来てるのだろうか。
原住民とアジア人、欧米人の文化が入り混じって共存しているのは面白いし、家族で過ごしている様子を見るとなんというか人種関係無く同じ人間なんだなというか微笑ましい気持ちになる。

まとめ

単純に快適さ、コストを考えると国内旅行の方が圧倒的にいいのだが、異文化に触れるという楽しさはこういった海外旅行でしか味わえないものだ。
長めの休みで思い切ってグアムに行けて本当に良かった。

結婚式を終えて

TL;DR

2023/2/19に結婚式を終えた。
色々あったけどやって良かった、良い式だった。

体調

直前までコロナに罹患しないかということが非常に心配だった。
幸い今はだいぶ都内のコロナ感染者数も落ち着いているようだ。
だが当日から10日前以降にコロナにかかれば、全てがおじゃんになってしまうリスクがあるので健康面に気をつけていた。
ほとんど外出してなくてもかかるときはかかるという話も聞くし、完全に運だという意識があっても、それでも心配だった。
そのため外食も控えたり、運動不足の解消のために休日に1万歩以上歩いたりしていた。
またコーヒーも好きなのだが飲み続けると体調不良になるようなので、これも控えていた。
結局熱も喉の痛みも無かったのだが、ずっと喉元に意識がいってしまって些細な違和感が気になったり首こりに悩まされた。
夜もなかなか寝付けず、瞑想音声とかを聞いていた。
実際には特に健康面の問題は無く終えることができて良かったが、性格的に心配を拭うのは難しかった。

音楽

自分達で場面ごとに選曲をしたが、割りと評判は良かったように思う。
以下セトリ(?)

  • 会場オープン
    • ベイビーアイラブユー / Chenelle (妻選曲)
    • 君の瞳に恋してる / 椎名林檎 (妻選曲)
    • シーソーゲーム / Mr.children (夫選曲)
    • progress / スガシカオ (夫選曲)
      • 単に好きな曲入れたというのもあるけど、progressのこれから前に進んでいく、という感じが良い
  • 入場:いつか王子様が(sparking pop ver) / disney (妻選曲)
    • 結婚式ソングとしてディズニー曲は安定してそう、アレンジも沢山ある
  • 乾杯:緑酒 / 東京事変 (妻選曲)
    • 東京事変はお互い好きなのだが、最近の曲でこれほど世相、乾杯にあってる曲もないように思う
  • ケーキ入刀:Marry Me / Elle garden (妻選曲)
    • 正直知らない曲だったのだけど、結婚式ソングでこんなロック調でかっこいい曲って珍しいかも
  • 新婦中座:Family song / 星野源 (妻選曲)
    • 僕が星野源の曲入れたいなーと思っていたら使ってくれた
  • 新郎中座:歩いて帰ろう / 斉藤和義 (夫選曲)
    • 元は膳mad、場面的にもあってるし良い曲
  • 再入場:キラーチューン / 東京事変 (妻選曲)
    • キラーって忌み言葉にならないか心配だったけどその辺はあまり厳しくない模様、曲調はぴったり
  • 手紙:アイノカタチ / MISIA (妻選曲)
    • 定番ソングらしい(無知)
  • 贈呈:Remember me / くるり (夫選曲)
    • 親父がくるり好きだったなと思いくるりの曲を見ていたら丁度良いのがあった、MVも良いんだよな
  • 退場:素敵だね(オーケストラバージョン) / RIKKI (夫選曲)
    • FFXの再ブレイク(?)もあったけど元々好きなゲームだったので(コネクトとかもっとネタに走るのも頭にあったけども流石に辞めた)
  • 送賓

写真

元々前撮りを予定していたのだが結局キャンセルした。
費用の問題もあるが、自分達で撮るのとそこまで差がなさそうだし、式後に気が向いたら専門店でやるとしたほうが別の衣装が着れたり好きな場所で撮れるし、価格も抑えられそうということがわかったので。
式中の写真については事前に妻が指示書を作成して共有していたのだが、これが良かったらしく、割りと要望通りに写真撮影が進んだ。
しかしカメラマンの方に色々指定されながら撮影を進めるのはまるでモデルになった気分で良い。自己肯定感があがる。

元々同期に撮影を頼んでいたのだが、予想以上に気合の入った機材を準備してもらっていて映像も撮ってもらえた。
他の皆さんも大量に写真を撮ってくれていて、合計すると600件以上はありそう、これからもさらに増えそう。

余興

音楽演奏、プロレス、プレゼン大会などの案があったが、予算、時間、準備の大変さを考慮してクイズになった。
個人的にはこのクイズで用いた動画が一番気合を入れていた。
各クイズに質問・ヒント動画、解答・解説動画を用意して解いてもらう形式。
本当はフリー解答で大喜利的にやれたら面白いかなと思っていたが、それだと時間的に厳しいということで選択問題になった。
実際四択クイズを3問用意したが時間的にギリギリだったと思う。
結果としてはまぁ、ややウケか……。どうしても内輪気味になるのでしょうがないか。

  1. 新婦が出前館で何を注文するかクイズ
    • 元ネタはオモコロのバスキンロビンスダービー
    • 式場側との連携ミスでシンキングタイムが多分10秒弱とかになってしまった
    • 手でTの字を作ってタイム!を表現したのだが伝わらなかった模様(一般的なハンドサインではない?)
  2. 新郎がお昼に何買うかクイズ
    • これも元はオモコロ
    • 当初は電話の指示で買い物する、というのを考えていたのだが2人だと難しいので1問目と似た形になった
    • 結局買った食べ物が軽すぎることについてクイズ後「変わっちまったな」とのコメントが多数あったけど、ここ数年で食べる量がかなり減ってしまった
    • 単純に撮影日は二日酔いだったというのもある
    • この問題からは司会が察知してくれたので少しシンキングタイムに余裕ができた
  3. 新婦がゴーカートでどれくらい時間かかるかクイズ
    • 京王よみうりランドのイルミネーションを見に行った際についでに撮ったもの
    • ちなみにこれの一ヶ月前に2人でペーパードライブ講習を受けたものの、以降全く運転していない
    • 他の動画もそうだがかなりカットしている
    • 面白い動画は基本的にテンポが良くて、無駄なところがなくダレない、という認識があるため

食事

新郎新婦はあまり食べる時間がない、というのはよく聞いていたので時間あるときに食い意地をはってもりもり食べていた。
が、終盤の方はお腹がいっぱいになっていたのに加え、そもそも席に戻るタイミングも無かったので、泣く泣くデザート類に手はつけることなく終わった。

スピーチ

前日のこと。

こういった人前で話すことについては今までの経験から謎の自信があった。
人前で話すとき、基本的に用意した文章をただ読むということはしないで、アドリブ的に話すようにしているし、何度も経験はあった。
先日参加した親戚の結婚式で形式ばっていないスピーチを聞いて、自分もこういう形の方が良いなと思ったのもあった。
事前に式場側でチェック、というのもないので気づいたら前日になってしまったが、何も用意してないと流石にグダるので上記ツイート後に公園に歩いていって原稿を作っていた。
実のところ、自分の想定では感動的なものにするつもりは全く無かった。呼んでいるのはほとんど友人だし、楽しんでもらおうという気持ちしかなかったのだ。
なので少し崩して、自分の正直な気持ちとして「余興の動画がウケないか心配だった」とか用意してた。
また「楽しんでいただけたでしょうか」とコールアンドレスポンスを期待した話も入れていた。
これはただ聞くだけだとつまらないかなと思ったので聞く側にリアクションを求める文言を入れた。
ノーリアクションの場合はそれはそれで何事も無かったかように進行する想定。
始めの方で少しちょけて、後半で皆さんへの感謝を述べて上手い感じにまとめるという作戦。
こうした大枠をまとめてスピーチに臨んだ。

これは完全に想定外だったのだが父のスピーチで泣いてしまった。
来賓の方でも何人か泣いている人がいたようだった。
ひとまず予定していたように「楽しんでいただけたでしょうか」と話したら大きな拍手が返ってきた。これもまた、涙腺にきた。
「余興の動画がウケないか心配だった」のところはこの流れで言っていいのだろうかとも思ったのだがひと笑いあったので良かった。
「普段感動する映画とか見ても泣けないんですが、先程の父のスピートを聞いて久々に涙がでました」というのはアドリブで追加した。これは正直な気持ちとして。

全体の進行

本当にあっという間だった。
待機室にいる時間が一番長かったような気がする、それ以外は何かしらのイベントがずっと動き続けるので考える暇も無かった。
「緊張しすぎ」というのはめちゃくちゃ言われたのだが僕自身はあまり自覚がない。
言い訳をすると、具体的な動き、例えば挙式中の振る舞いや登場シーンの動き、親族紹介などはぶっつけ本番か口頭で一回説明があるかなので正確な動きがよく分かってないまま進行していた。
そのためあたふたすることが多かったように思う。
特に親族紹介はたまたま妻の妹の結婚式で見ていたからなんとかなったが、急に振られたので割りとビビった。
ただ多くのスタッフさんがその辺のサポートを全力でやってくれるのでギリギリ体裁を保ってるのだと思う。
逆に、事前にリハーサルをみっちりやるとすると時間がかなりかかるだろうし、覚えるのも大変で本人がミスらない保証もないので、結果として当日やっていくのが良いのかもしれない。
あと手汗もやばくて、持っていたハンカチやグローブもずっと濡れていた。
「表情が固い」というのもまぁまぁ言われたが、意図的に笑ってる表情を作らないと虚無顔になるのを直すのはもう諦め気味である。(不機嫌とか楽しくないとかいうわけではない)

前日までの準備中、親族のみで済ませた方が良かったのではとか、そもそも式を挙げない方が良いのではないかというのが何度か頭をよぎっていた。
自分がよく見るような漫画とかアニメ、映画だと、結婚式のような幸せなシーンの前後には大抵対比となる不幸なシーンが来るのがお決まりだし、前日まで夫婦そろってグラスを割ったり飲み物をこぼしたり不吉な暗示があった。
体調不良になるリスクや、親族や友人関連でトラブルが起きないかということもずっと心配だったのだが杞憂だった。
親族と友人の間でも結構会話があったようだった。(内容は知らないが……)
お互いに知ってほしいと思って親族、友人をまとめて招待したのだが、それが満たされて感無量だった。
今度は友人の式に参加したい。
やっぱり皆さんを呼んで良かったとつくづく思った。諸事情で当日来れなかった方も何人かいるのだが、その人達も含めて感謝の意を述べたい。

結婚式の動画作成

現在結婚式の準備中だが、その中で動画の作成もしている。
式場側で作成してもらうやり方もあるのだが自分で動画作成した経験も何度かあったのでこちらでやることにした。

結婚式における動画

一般的に用意される動画は以下の通り

  1. オープニング
  2. プロフィール
  3. エンディング

特にエンディングについては式の最中の映像を素材とするケースが多く、その場合は式場の人に依頼するしかない。
当然作成してもらうとそれなりにお金はかかる。
実例も見せてもらったが正直品質としてはホームビデオみたいな、自分達のような初心者でもできそうな映像には思う。
自分達の用意した動画のみにしても放映機材準備や著作権利用料でお金はかかるのだが、ある程度は抑えられる。
場所によると思うがだいたい15-20万から5万くらいになるはず。
色々検討した結果、僕らはエンディングは無しにして、自分達でオープニング、プロフィール、加えて余興用の動画を作成することにした。

結婚式の動画における制限

動画ごとにdvd-rが必要

dvd保存で調べると、割りと結婚式用というのがヒットするので一般的にもそうなのかもしれない。
今だったらyoutubeの限定公開(URLわかる人だけ見れる)とかにすればいい気もするが……社内システムや法の問題で難しいのかも?

元々dvdドライバを持っていなかったので、当初はカメラのキタムラなどで焼いてもらおうと思っていたのだが、基本1枚1100円程度。
初めは1枚で良いかと思っていたのだが、動画の個数分別に作成する必要があるとわかった。
余興を含めると当方は合計5本分作成する。そのため金額を比較すると以下のようになる。

  1. 保存依頼:1枚あたり1100円 * 5枚 = 5500
  2. 自力:dvdドライバ3000円 + 空のdvd-rセット800円 = 3800

改めて見ると大した差じゃないのかもしれないが、依頼の場合だとその分時間もかかるし、今後も動画再生、出力する可能性も無くはないので自分で焼くことにした。

楽曲の著作権

著作権のある音楽使用はISUMにあるもののみに限られる。
ISUMというのは楽曲著作権のDBである。これも結婚式向けに作られている印象。
ISUM楽曲データベース|結婚式で使う音楽著作権を一括代行処理「一般社団法人 音楽特定利用促進機構」(ISUM)

また楽曲使用料として1曲5000円程度も必要になる。
こういった音楽利用も最低限にして、あとはフリー音源とかにした方が良いかもしれない。

動画の作成

元々使っている動画作成ソフトはfilmoraだ。
2019年10月頃に永続プランで1万円弱で購入した。
昔はフリーのソフト、windows movie makerとかiMovieとかaviutlとかを使っていたが……やはりこちらの方が使い勝手が良い気はする。

filmora.wondershare.jp

またdvd保存もfilmoraで可能である。
勘違いしてたのだがmp4をデータ保存するのは意味なくて、dvd用の形式で保存する必要がある。
(念のためps4で動画再生できることを確認した)
Wondershare filmoraを使ってDVD作成する方法紹介

動画の切り貼りをして適当なエフェクト、素材を入れるだけでも割りとサマになるし作る楽しさもある。
妻は動画作成するのが初めてだったのだが、試しに任せてみたらすぐに慣れて、細部にもこだわって作ってくれた。
あとはYouTubeにも結婚式用動画のサンプルは色々あるし、普段見ているYouTuberの動画とかも参考になる。
(その分毎日のように凝った動画を投稿しているYouTuberの凄さもわかる)

式場選びのポストモーテム

はじめに

絶賛結婚式の準備中である。現在に至るまで様々な問題が発生しているが、反省点も多々ある。
準備始めるまで知らないことがかなりあったのだが、事前に知れる情報として見つけるのは難しかったというのはある。
そのため自戒と後世のためにまとめておこうと思う。
先に結論を言うと「ブライダルフェアの前に調査、計画した方が良い」ということに尽きる。

ブライダルフェアの罠

準備をするとなったときは当然、一般的な結婚式準備に必要なことはなにか、書籍やゼクシィなどを読んでいた。
ただ実情を知るというのは難しいのでとりあえずブライダルフェアに行って、その場の人と話した方が手っ取り早いと思っていた。
ブライダルフェアというのは式場の無料見学ツアーみたいなものである。
ゼクシィでは各式場のブライダルフェアの予約サービスも提供されているのだが、
大抵の場合式場を見学して、試食会があって、その後見積もりという流れである。

zexy.net

これだけ聞くと無料で飯食えるなら超得じゃん!と思っていたのだがこれは大きな誤りで、見積もりのあとはその場で契約を迫られるリスクがある。
今ならお安くなりますよみたいな定型句もあるし、その場で日程決めないと他の人に先取られるとか、何を重視しているのかと詰められるとか、あの手この手でその場で決めようとする。
しかもここで出てくる見積もりというのは最低限の価格で、基本的にそこから色々追加になる。
またここで契約してしまうとその場で前金を支払う必要があり、その後のキャンセルにはキャンセル料がかかってくる。
上記の理由のため「とりあえずブライダルフェアに行ってみる」というのは得策ではなかった。
ではブライダルフェアの前に何を調査、計画しておくと良かったのか?

事前に何を調べると良かったのか

人数

聞くところによると結婚式の相場として人数×5万円くらいはかかるという。
僕らの場合はそれよりもかかっているし、他のところも同じくらいかかっているようだが、それでも人数が一番影響するというのは変わらないだろう。
見積もり時も必ず聞かれるので事前に検討しておいた方が良い。
人によっては結婚式は親族だけにして、二次会に友人を呼ぶ、というのがあるがそれも良いやり方と思う。
また、式場によっては想定していた人数から閾値を下回ると特典が外れる、というのもあるので、
最低これくらいは来る、という見積もりの方がやりやすいかもしれない。

式場の立地、構造、価格帯

ブライダルフェアを探す時点で各式場の外装、アクセス、価格帯とかは当然見ると思うが、正直これだと足りなかった。
例えば駅直結とあるのに実際にはそうでもなかったりするのでその辺も要調査。
特に価格帯については公式情報はあまり参考にならない。結婚式の費用に寄与する変数は人数以外にも沢山あるからだ。
後になってから知ったのが「みんなのウェディング」。ここだと実際の見積書が投稿されており実測値が見れる。
こちらの方が現実に則した価格帯が見れるので確認しておくのが良かったと思う。

www.mwed.jp

家族の意向

これこそ人に寄るわけだが大なり小なり式に対してこうしたい、これはしたくないといった思いがある。
当初は「好きにやっていいよ」と言っていても、後日「こんなの聞いてない!」とキレられる可能性がある。
些細な要望であればすぐに取り入れられるが、例えば式場、建物、ルール自体に対する要求のように後から変更できない、対応がほぼ無理なものもあり得る。
これについても先にある程度計画を練ってから話し合った方が良い。
また世代の差もあるので今と昔で勝手が違うところもある。その点もすり合わせしておいた方が良い。

おわりに

最近読んだ本多静六の本に「娘の結婚式は豪華絢爛なものにはしなかった。天ぷら会を企画して、そのついでに娘の結婚の報告をしたのだ」というエピソードがあった。
もちろん時代の違いもあるがそれくらいカジュアルに実施するというのも一つのやり方かもしれない。

自分の周りからも写真撮影のみで済ませたという話もよく聞くし、逆に100人規模で式を実施したという話も聞く。
僕らとしては豪華絢爛にするつもりはないものの、友人や親族には楽しんでほしいという思いで準備中だ。
正直、一時は式の中止も視野に入れるくらい難航してたのだが、なんとか関係者の調整をして式の実施に向けて動いている。
そもそも結婚式という一生に一度のイベントのプロジェクトなので、予想できないことは多く進行は難しい。
そのためにも事前調査、計画が必要と思う。