ヌッ

適当

哲学への興味を持つ

最近上手くいかないことが多すぎたためか哲学に興味を持つようになった。
そもそものきっかけはkindle unlimitedのまんがで読破シリーズを読み進めるようになったことだった。

その後たまたま聞いたpodcastで、哲学を学ぶと考え方のベースが出来て良いという話を聞いて、関連図書を読み進めるようになった。

podcasts.google.com

とはいえ原典を読むところには至っておらず、初学者向けの解説図書から読んでいる。
ためしにツァラトゥストラはこう言ったを少し読んだが、物語として語られるし、そこから主張を読み取るのが難しすぎたので断念している。

調べて見ると案外そういった大衆向けの本は色々あり、複数書籍を読むと当然差分や共通項があるわけだが、それにより理解が進む。

youtu.be

読んでて面白いなと思った観点はいくつかあって

  • 高尚で理解出来ないと思っていたが、割と普遍的なテーマであること
  • 著名な人物であっても現在から見ると完全に正しいとは言い切れないこと
    • 例えばデカルトの機械論的自然観における動物に対する考え方とか
  • 過去の主張への批判を通して発展している
  • 様々な学問の根源となっている

元々感情的になって人には当たらないようにしているつもりだが、ネガティブな感情に支配されたときに冷静になるのにも多少寄与していると思う。
一般的にストレスがたまったときはストレスの発散が推奨されていて、例えば美味しいものを食べるとか運動するとか紙に書き出すとかがあって、
こういったことも試していたのだけど、ストレスの原因となるストレッサーが解消されないと頭から離れないし解決しないんだよな、というのを常々思っている。
そのため課題解決のために原因を考えたり対策を考えたりするわけだけど、これもなかなか難しい。特に対人の問題など。
これに対して哲学を学ぶことを通して、無理に解決しようとしない、苦難を受け入れる、という思考になってきた。
完全に課題解決を諦めたわけではなくて思考は続けるけども、哲学の実用性もあるのではないかと思う。

本当に入門書を読み進めたばかりで、理解出来ないこともあるし、誤読もあるだろうし、最新の動向とかも全く知らないんだけど、こういったことを学ぶのは楽しそう。
学生のときの倫理の授業で少し触れてはいたけど、今の歳になってからこういったことに興味を持って主体的に取り組めるようになってきたと思う。