ヌッ

適当

悲しみはつくばエクスプレスで

筑波到着

高専時代の友人と遊ぶために筑波に行った。土浦というところで花火をやっているらしい。それも日本三大花火の一つのようだ。そのためだけに新潟から朝出発して来てくれた奴もいた。なんてフットワークの軽くてノリの良い奴なんだろう。

とりあえず昼飯を食いつつその日の予定について話すこととなった。
「筑波大見に行って、るるどんの家行ってその後に風俗に行こう」
ぼく「???」

元々事前の話でも夜の店に行こうみたいな話はされてまして。二日間筑波にいれるなら一日目の夜にキャバクラ行って、二日目の夜にピンサロ行こうみたいな話だった。俺は何の経験もないけど皆で行くなら楽しそうだし勢いに任せていこうと思った。ところが二日目の午後にバイト入ってしまってしょうがないから俺は二日目の朝帰るよと伝えた。そういうことがあっててっきり俺はキャバクラだけ参加する形かな?と思っていた。

ということが朝あり、朝からコいてしまった。まさかこれが正夢に近い出来事になるとは……。

慣れてる友人が店やコースを決めて金も出すから先に一人で行けと言われた。せっかく集まったんだし攻めていこうと思い結局その案に乗った。筑波大とるどんの家を見てから土浦に来た。花火客が非常多いが路地裏に入ると怪しい店が多々見える。そして初めていかがわしい店に入った。

風呂

まず適当に指名する。年齢や顔写真はほぼほぼ詐欺なんだろうと思いなるべく考えないようにした。身長は流石にごまかす必要がないだろうと思い小柄な新人の人を指名した。後から友人に聞いたが新人はやめておいた方が良かったらしい。前の店をやめてしまったということは何かしら問題があった可能性が高いという。

番号札を持ってソファに座って待った。札の注意書きを読んでようやく気付いたがピンサロでなくソープだった。全然話が違うじゃねえか!とはいえ帰るわけにもいかず、ここまで来たらオバサンが来てもやってやろうじゃん!と意気込んだ。

しばらくして呼ばれて対面。僕はどういう顔が可愛いのか可愛くないのか分からなくなっているのでなんともいえないが、写真の顔をスッピンにしたらこうなるんだろうな、という感じ年齢は流石に嘘だったと思うけれどスリーサイズとか身長は尤もらしかった。

飲み物選んでベッドに座る。どこから来たの〜とか最近風邪で鼻水止まらないんだよねなど話をした。時間稼ぎに感じたがこっちからアクションをかけるべきだったのかもしれない。趣味は何?と言われ格闘技と答えた。元カレがやっていて殴られたこともあったという。
漫画、オールラウンダー廻に近い話があってそれを思い起こし少し悲しくなった。「じゃあ風呂に入ろう!」と言われ脱ぐ。しかし俺は嬢の裸を見てあろうことか母親のこと思い出していた。
(女の裸見るのとか母親以来じゃないか?十数年ぶりじゃないのか?しかも心なしか体型も近くないか?)
こんな事考えてる場合じゃねえ!と考え、そうこうするうちに俺はスケベイスに座り、チンポを洗われながら歯を磨いたりイソジンでうがいをした。この時点で多少ムクムクッとなった。

湯船に浸かってまた話をする。別に触れ合う訳でもなく横に並んで体育座りのような格好になる。ここでもこっちから何かすべきだったのだろう。しばらくしてあがり体を拭くとベッドに横になってと言われた。

仰向けになるとしゃぶられた。舌で円を書くようになめられて結構気持ち良かった。よし、勃ったなと言われゴムをつけられた。まずは正上位からと言われ位置につく。ここからが最も辛い時間となった。穴が思ったより下だったというよくあるパターンに陥いったのは別にいいんだけど、位置を変えてる間にエリンギの元気が無くなっていた。相手も手でしごいてくれたが全く力がわかず、こちらとしても勃たせようと躍起になるも意に反してジョニーの力は弱まった。上体を浮かせてるせいかと思い密着したりした。その時が一番力があった気がするけれどそれでも80%くらいだったし、穴には辿りつけなかった。胸を揉んだり吸ったりはして、それ自体はいいけれどマーラ様の様子は変わらず。結局抱き合ったまま時間は終わりに近づいた。俺は平静を装っていたつもりだったが抱き合った時に「なんで震えてるの~(笑)」と言われてしまった。俺の残念加減に向こうもフォローして「マジにポークビッツみたいな人もいた」「40歳で童貞の人もいた」「帽子とったらハゲの人がいた」などと言ってくれたがこちらとしては乾いた笑いを返すしかなかった。「面白いこと考えて」とも言われたけど正直その時の自分の状態が一番笑える状態で何も言えなかった。「彼女作れよ」とか「合コンとかないの」とも言われ正論だと思うけれど、とても出来るとは思えなかった。最後に69を要求したところ時間無いからと断られてしまった。結局また風呂で体を洗い服を着て、ちょっとベッドで他愛の無い話をしてから店を後にした。

何故勃たなかったのか、理由を考察すると
・朝に抜いていた
・普段布団に横になって抜いていた
・普段抜きすぎ
・相手に見られているという緊張感
などなど。緊張する必要なんてどこにも無いのは重々承知しているのに体は正直だったのかもしれない。

店を出て友人と合流し勉強した話をした。正直精神的に大分疲れていた。その後はビリヤードやカラオケをして楽しんだ。本当に遊んでるときは楽しかったのだが脳裏にソープでの悲劇がこびりついて離れなかった。その後たらふく居酒屋で飯を食い高専時代の話に花を咲かせた。そして次のステージ、キャバクラに行くこととなった。

キャバクラに行く道中、不発で終わった俺に対し「手をつなぐ」というノルマが課せられた。店では本当に飲みながらチャンネーと話すという感じでウィスキーの水割りが無限に注がれた。ソープよりはよっぽどしゃべれたし楽しかったけれど大して面白い話は出来なかった。なぜか自分から童貞だみたいな話をして「それは暴露しなくてもよかったんじゃ」と指摘される。どさくさに紛れ帰る直前にほとんど握手に近い形で手を繋いだ。そうして友人の家に行き床についた。

結局花火は全く見ずに夜遊びをするに終わったが色々体験出来たのは良かった。しかし俺はずっと昼間の失敗、そしてインポの可能性、
仮にそういう場面になっても俺は勃たず一生童貞の可能性が高まったのではないかという心配ばかりが頭にあった。

モーモールルギャバンの「悲しみは地下鉄で」という歌にこんな一節がある。
「風俗に行こう 友達と行こう 何もせず終わろう 日はまた昇るだろう」
まさか自身がそれはやることになると思わなかった。

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後でこの歌を聞いて涙が出そうになった。けれど相変わらず泣こうと思っても泣けなかった。早く感動でボロボロ泣けるようになりたい。俺は精神的な問題で涙も精液も出なくなってしまったのだろうか。

後日談

以上です。

「女の子にお尻蹴ってほしい」と言っていた時の話

高専の頃に「女の子にお尻蹴ってほしいな」という話をしていたら
じゃあ頼みにいこうという話になって、
たまたますれ違った女友達にお願いをしました。
今思い出しても最高に気持ち悪いですね。
その友達は別の二人の友人連れていて、
片方とは僕と面識あるので良かったんですがもう片方の人とは喋ったことない人で
マジでドン引きした顔をしていました。
それはそれとして結局尻を蹴ってもらってその場はそれで終わったんですが。
あんまりこれは人に言ってなかったんだけど全然痛くなかったんですよ。
もっとガチで蹴って欲しかった。
とはいえこれ以上醜態を晒すのはと思って何にも言いませんでした。

別のとき、寮へ帰る途中で僕が調子こいてちょっかいかけすぎて
男友達が怒って僕の背中殴ってきたときがあったのですが。
やり返したらケンカになって収拾つかなくなるなと思って放っておいたんだけど(後でちゃんと謝りました)
なんか怒ってるわりには全然痛くなくて。
結構スポーツは出来る奴だったのだけど。
でもそんな事言ったら火に油注ぐだけだなと思って、その時も黙ってました。

こう考えると素人の打撃ってのは全然効かないものなのでしょうか?
でもこうこともありました。

某飲み会にて、別の女友達に対してまた「女の子にお尻蹴ってほしい」などと言いました。
それは流されちゃって僕も冗談のつもりだったから別によかったんですが。
そしたら男友達に「〇〇さん蹴ってくれるってよ!」と言われ
「何!?それは本当か!?」とすぐに僕は尻を構えました。
すると男友達にガチ蹴りをされてですね。
お互い酔ってたのもあるけれどもうそれで僕は怒って蹴り返してしまって。
すぐに我に返って謝ってその友達と仲直りは出来たんですが、
翌日になってもお互い蹴られたところが少し痛むレベルだったんですよ。

彼は卓球部で普通にスポーツも出来る方だとは思うんですがそれにしても強い蹴りだったんです。
昔アームロックかけられたこともあるし。武術の心得があったんでしょうか。

そして先週のこと。普段通ってるジムでは柔術だけをやっていたので打撃もやってみたいなぁと思い
キックボクシングのクラスに行き始めました。
で下の動画みたいな練習をしました。

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もちろんキックの練習とは別にミットを持ってキックを受ける側もやります。
で、女性の方のミドルキックを受けたんですがすごい衝撃で。
それを食らって「昔は蹴って欲しいとか言ってたな……」とか「モロに食らったら言葉通り病院送りになるな……」
ということが頭の中を巡りました。
ジムにいるとプロの選手がキックの練習とかしてるところも見るのですが、
その時の音は先に貼った動画よりもスパーン!と大きな音がして、それを聞くたびに僕はビビってます。


僕は自称Mですがホモではないので女の子にやって欲しいし、ケガするレベルのを耐える自信はありません。
それから自称ドSはただの暴力人間だと思ってるのであまり好きではありません。
ということで今後マゾな欲望が出て来たらいつもの学園でクラス担任として踏まれてこようと思います。
以上です。

初めて柔術大会に出場しました

数ヶ月前から格闘ジムに通ってるのですが一度出てみたら?と言われ出ました。

そもそも柔術とは

全く柔術のことを知らない人に対しては
いつも「関節技や絞め技のような寝技中心の格闘技」って説明してるんだけど
よく分からない、あまり強く無さそうな印象を与えている気がします。
実際パンチとかキックをする打撃や柔道のような投げ技と比較すると地味でなんですよね。

とはいえ打撃はある程度距離をとって成り立つものですし
(ボクシングなら近づき過ぎると審判に離される)
柔道は近づいてから投げるけれど投げればそこで終わり。
柔術なら寝技がかけて相手がギブアップせざるを得ない状況に出来ます。
(ギブアップしなければ関節技なら骨が折れて絞め技なら失神)

なお試合では相手がギブアップしなくても制限時間終了時にポイントが多ければ勝ちです。
相手に馬乗りになるとか後ろをとるといった有利なポジションになることでポイントを得る事ができます。

後これも誤解されがちなんですが柔術では昇段が柔道よりも厳しいです。
柔道の場合は昇段試験で合格すれば昇段ですが、
柔術は公式の大会で同じ色の帯の人と戦って優勝するレベルじゃないと昇段出来ません。
また自分で「まだそんなレベルじゃない」と同じ帯のままの人もいます。
そのためかなり強いのに白帯、という人もザラにいます。
なお僕はこれが初の大会ですし技術も低いので当然白帯です。

詳しくはこっち見た方が良いですね。

ブラジリアン柔術 - Wikipedia

普段の大会の様子はこんな感じです。

Jiu Jitsu Priest #197 DUMAU JIUJITSU CHAMPIONSHIP 2015 - YouTube

大会当日の朝

前日の12時頃に寝ましたがほとんど寝れず4時過ぎに起床しました。
デレマスを見つつ優雅に朝食をとり8時に家を出発。
駅にて電車を待ちつつデレステをやっていたところジムの先輩と遭遇。
電車の中で色々話しました。
聞く所によると何度も白帯のリーグで優勝しても、ずっと同じ帯のリーグにステイする人もいるとか。
そういう人とは絶対当たりたくないですね……。
それと一応公式ですが運営は結構緩く、身分証とかは要らず
名前が呼ばれたらその場で自分の名前を言うだけで良いという自己申告制。
そのため試合終わってから実は違う人だったみたいなパターンもあるらしい。
それと強く減量を勧められました。

会場到着

会場に到着すると結構な人数が集まっていました。
老若男女問わず色んな人がおり、ブラジルの方も1/3くらいいるっぽい。
大会のスタッフは皆ブラジルの人で片言の日本語で選手の呼び出しをしてました。

すでにキッズの試合が始まってました。
僕の所属するジムからも何人か出ました。
試合中は結構アドバイスっつーかヤジを飛ばすのが普通で周りの人が大声で声をかけてました。
「絶対その袖離すなよ!」「諦めんな!」「落ち着いて、ゆっくりやってけ!」「アームロック来るから気をつけろ!」などなど。
当たり前だけどブラジルの言葉は全く分からなかった。英語じゃないのは分かるんだけど。
今調べたらブラジルの公用語ポルトガル語らしい。
あとちびっ子は皆、試合で負けたあと静かに泣いてる子が多かった印象がありますね。

残念ながらうちのジムの子は皆負けてしまいました。
結構接戦だったのですが。
僕も試合中や試合前後に声かけようかと思ったのですが
そこまで仲良くなれてないし変な事言っちゃったらまずいなと思い黙っていました。

観戦

今回は同じジムの方も結構試合に出てた応援をしました。
僕は普段スポーツ観戦とか全くしません。
でも普段練習に付き合ってもらってる人の試合見るのは一時も目を離せなくて、本当に手に汗握りました。
馴染み深い人が負けるのはすごい悔しいし、勝つのはすごく感動する。

そうこうしてると名前が呼ばれました。
ついに俺の出番だ!
実は先日一回戦の相手を調べていて。

そんで総合やってるっぽいからタックル来るに違いないな、みたいに想定してました。
ところが受付に行くと対戦相手がいないとのこと。
まさかの一回戦は不戦勝でした。

しばらくしてからまた呼ばれました。
予定よりも早いならと思ったけれど
その次の相手はシードで上がってくる人だったので繰り上げて早めるのかなと思い待ってました。
と思ったら「やっぱり予定通りの時間で」と戻されました。
ちょっと運営ガバガバか~?と思ってると同じジムの人に声かけられました。
その人は無差別級に出るのですが、その一回戦の相手が僕の一回戦の相手と同じだったようで
彼もまた不戦勝確定のようでした。
ただでさえ遅い無差別級の試合がさらに遅くなって……とボヤいてると
別の先輩から「昔もっと酷いのがあった」と話をされました。

その先輩は39試合目に出場で、試合終えたときにすぐ次の試合が始まろうとしてました。
すると「俺40試合目なんだけど、違う奴が出てるじゃねーか」と文句を言ってる人がいました。
ところが運営が言うには次の試合は運営の人の友達の試合で、これは39.5試合目だという。
運営適当すぎますね……。
まぁゆるゆるな雰囲気なのが柔術の良いとこかもしれませんが。

初試合

ようやく出番です。
僕はアダルト(18-30才くらい)、フェザー級(70kg以下)、白帯のトーナメントに参加しました。
今回僕は減量しないで参加したので先輩からはもっと体格の良い奴とあたるぞと言われました。
しかし対戦相手は思ったより小柄で恐らく年下でした。
なんとしても勝つ!と意気込みました。
運営のブラジル人に名前を呼ばれて「イエス!」と元気に返事したら、
苦笑されつつ「じゃあ次なんでここで並んで下さい」と日本語で言われ「あっ、分かりました……」と応えた程です。

ついに試合開始。正直集中と緊張しすぎで記憶が曖昧ですが記しておきます。
以下、格闘専門用語が出ます。
初めは立った状態から互いを転ばせるところから始めます。
基本的には柔道の技で投げるかタックルして押した倒すのが普通です。
が、僕はどちらも自信がないので引き込みをしました。
引き込みをしてからクロスガードをしようとしたところ、やはり簡単にはいかず完全に脚で挟めませんでした。
そっから相手がもがいて、よく分からないけど僕が上から攻める形になってました。
ここでスイープしたってことで2ポイントを先制でとってたっぽい。
ここからニーオンザベリーを狙おうとしたのだけど、またいつのまにか一転攻勢されて僕が下になってました。
このときはなんとかもがいてクロスガードをし、頭を抱えて袖を掴みました。
スイープしやすく三角絞めもしやすい姿勢になるためです。
ここで「袖しっかり掴め!」って声が聞こえて(俺ちゃんと掴んでるよな……?もしかして両方握れってこと?)
と思い頭抱えた手を離しもう片方の袖を掴みました。
それからパスガードされてサイドポジションをとられて相手が2ポイントとりました。
この時点で「こりゃ負けたな」と思いつつなんとか抵抗を試みるも
結局そこから逃げられず十字固めをされてタップしました。

正直前後関係も曖昧で無我夢中でやってたので間違いがあるかもしれません。
今後は無心で出来るレベルに技術を落としこむ必要がありますね。

もちろん直後は悔しい気持ちもあったんですけど謎の達成感がありました。
相手と握手するときにしっかり「ありがとうございました」と言い、
すぐに試合のあるジム仲間に手を差し出され、「お疲れ様」とハイタッチをしました。

終わってからジムの館長と話しました。
「実際ちょっと早い段階で出場してもらったけど、初出場でスイープしてポイントとれただけ上等。これからも練習頑張ってね」
とのことでした。

疲労

今回は一試合しか出てないのですが何故か終わってから異常に疲れがきました。
体力はあるはずなのに精神的な疲れがどっと来たのかもしれません。
それから試合前にお腹いっぱいだと辛いのでウィダーinゼリーだけ食ってたのですが
空腹が抑えられずおにぎりを買いに会場近くのコンビニに向かいました。

同じジムの人と二人で買いに行ったのですが「ご飯食べるの一週間ぶりです~、最近ほうれん草ばっか食べてて」とか言われて驚愕。
その人は女性なんですけど女性の出場者は少ないので初めは無差別級に出る予定だったそうで。
期日が近くなってから何人か出ることが分かり、急遽減量して1つ下の階級に出ることにしたそうです。
元々中肉中背の人なのに相当辛かったのではと思います。
そう考えると減量怖いなぁと思いました。

大会終了

同ジムの人の試合が全て終わり記念撮影、反省会を行い、
有志で飯を食いに行き帰路につきました。

そこでアドバイスされたのですが普段の食事を2000kcal程度にすれば
ゆっくり健康的に痩せれると言われました。
カロリーがこれ以下だと筋肉もしぼむのでこの程度で。
運動はすでにしてるし来週からはキックボクシングのクラスにも出るのでより負荷がかかるでしょう。
3,4kgの減量なら余裕だとも。
あと飯のことで言われたのは
・高タンパク低脂肪のものを食う(鶏肉、イカとか)
・サラダを食う
・記録をつける(fatsecretのようなアプリを使う)
・大会に出る(減量せざるを得ないので)
など。

っつーことで3kg落として12月にライトフェザー(64kg以下)で出ると思います。
以上です。

金銭感覚

無収入なのに金使いが荒くなっている気がする。

寮時代は飯は寮食堂で事足りていたのでほとんど金を使わなかった。
金を使うといえばたまに飲み物かお菓子を買う程度。
あとは外にラーメン食いに行ったりカラオケに行くこともあったけれどもっと頻度は少ない。
アニメは見てもグッズとか買ったことはほとんど無い。
一回の買い物ではまず1000円は超えない。
一度賭けで2000円以上失くしたときはかなりショックだった。
ジュースを賭けてのじゃんけんをすると1000円超えれば話題になる。
昔LT会でオーディオが好きな子が「数千円のちょっと良いヘッドホンを買った」という人をネタにしていた。
けれど俺からすれば普段ヘッドホンとか買わないし数千円は大きな買い物だと思うし、
そこまでオーディオにこだわりの無い人なら大体そうだろう。
ネタにされた人に同情してしまった。

一人暮らしをしている今、食材を買ってきて家で調理することも多い。
もちろん一度に数日分買うので一回の買い物で数千円行くことが多々ある。
また飲み会とかをすると一回で二千、三千はすぐに飛ぶ。
こうすると「大金」のレベルが変わってくる。
以前は数百円ならいいけど数千円超えたら躊躇していたのが、
数千円なら別にいいかなと思うようになった。
無論一万を超えたら躊躇するだろうが、そんな買い物をすることはまずない。
元々趣味に金使う方では無いので必要になってくるのは基本的には食費か交通費のみだ。
どうせ飯食うなら、せっかく友達と集まったならと考えると食費、交通費が少し高くなってもサッと出せる。

とはいえはしごして飲んだりクラブとかカラオケとかに行くと出費が半端ない。
ここ最近でそういうこと何度かあって、計算してないけどそれぞれ一晩で一万くらいは飛んでいる。
たまになら全然それで良いのだけどこないだ渋谷で飲んだときにミスりまして。
後から遅れて来る友人を待つ時、別の友人と二人でクラブの中で待とうしたら
実際の中は人がまばらで身内感が半端無く十数分で出てしまった。
しかも三千円でドリンクもつかず酷い失敗であった。
下調べがガバガバだったのと先走ったのが問題だが。

当時の事を後悔しながら金の使い方を見なおさなくてはと考えていた。
正直仕送りで生活している身だがそこまで困窮してるわけでなく、
最低限の文化的な生活は送れている。
つまり少しバイトをすれば多少(僕にとっての)浪費をしてもおつりが来る。
いい加減バイトに応募しなくてはいけない。

そう思いながら今日三千円弱の中古のPCスピーカーをハードオフで買いました。

友と飯のための帰省(新潟編)

前回までのあらすじ

woody-kawagoe.hatenablog.com

自宅に戻った僕は体調を崩していた。胃が重い。
申し訳程度にウコンの力を飲んだ。
さらにその日の晩に友人と飲むのに居酒屋を予約しろと言われたのにも関わらずすっかり忘れていた。
正直人気店でも無い限りどこかは空いてるだろうとは思ってはいたが、
昨晩の失態に加え約束を忘れたのに対して罪悪感を抱いていた。
結局目星を付けていた店の開店時間直後に電話をしたところ予約はとれた。

飲み会に行くことを家族に伝えると直前まで買い物に行くことになった。
GAPにて店員さんに話しかけられてめちゃくちゃキョドった。
相変わらず女の人と話すと酷く緊張する。
買い物を終え家族と分かれて駅に向かった。

誰か着いているかな、と思い各位に連絡したところ
ギシ山、徳さんと合流した。
集合時間も近いので飲み会会場へ向かった。

飲み会

今回集まったのはギシ、ペロ、D、徳さんとえらく珍しいメンバーであった。
進路であるとか高専時代の話をしていた。
特にギシとペロは五年の時同じ階で色々思い出がある。
共に映画上映会や修学旅行ごっこをしたことを話した。
なお修学旅行ごっことは普段一人部屋の連中が談話室に布団をしいて、
修学旅行のように寝ながらおしゃべりするだけの遊びである。
それから僕らの代が卒業してからプロジェクターが禁止となったり、
部外者が寮に入れなくなってしまったなど寮の規則が色々変わったというのも話題になった。
これは僕らの代に問題があったことも原因だし、下の代が問題を起こしたことにも起因するようだ。
寮の規則はこの先もどんどん変わっていくのだろう。

ところで福井の話が少し出たが僕にとってはトラウマと化してるのでそうそうに話を切った。
中学時代友達少なかったという話も少しした。
とはいえ今となっては笑い話だし、他に恋バナは無かったのでその後も特に憂鬱にならずにすんだ。

ファッションキチガイはよく見るけれど大学来てからは本当にヤバイ人は見ていないので
高専はやはり特異な環境だったんだなという話もでた。
例えばkbysのようなタイプの人間は二度と会わないんじゃないだろうか。

ギシとペロは比較的酒に弱いのでサワーぐらいしか飲まないのは周知の事実だったが、
今回は二日酔いになった僕も抑えて女子力の高いサワーにした。
初めて最初の一杯で誰もビールを飲まない飲み会となった。
そのおかげかほろよい程度で色々話が出来て良かった。

話は遡るが先日ペロの誕生日があり、プレゼントとしてフォトアルバムをもらっていた。
実は自分も少し関わっていて、ギシに頼まれて僕の写真と数行のメッセージを寄稿していた。
しかしフォトアルバムの実物を作ったのはペロの彼女とギシだったので僕は実物を見ていなかった。
正直言うと実物を見せてもらいたいと思ってこの会を提案したところもある。
とりあえずペロの家に行こうという話になるもののペロが嫌がる。
そうこうするうちに別用がある人は分かれ、ペロの家に程近いギシの家へと移動することになった。

新大前

結局二次会(?)に来たのはギシ、ペロ、僕だけであった。
飲み会ではちびちび飯を食うスタイルだったのですき家に軽く飯を食いギシの家へ移動した。
何故か録画したドラマ版デスノートを見た。
原作の方はどんなだったか記憶が薄れてるがそこそこ面白かった。
デスノートを見終えたところでフォトアルバムをとりにペロ宅へ行こうという話になった。
どうやらペロ宅で彼女が寝てるようで家に入れたくないらしい。
結局着いて行くも僕とギシは部屋の前で待つこととなった。

しばらくするとペロが出てきた。と、同時にペロの彼女が顔を出した。
ちなみに僕はこれが初対面である。
何故かギシの家まで車で連れてってもらった。
ギシ宅についてからフォトアルバムを見た。

なお僕の投稿したメッセージは以下の通りである。

22歳の誕生日おめでとうございます
ギシとのクソみたいな喧嘩とクソみたいなギャグの応酬は今でもやっているでしょうか
あの掛け合いは皆大好きなので今後も続けて下さい
就職してからは忙しくなると思いますが、また高専の連中も呼んで阿呆らしいことを喋りながら遊びましょう
これからもよろしくお願いします

割りと真面目に考えたつもり。しかし他の人のメッセージを見たところ思ったよりフランクだった。
てっきりページごとに印刷したものかと思ったら
切り貼りして作ったもののようだ。結構手が込んでいる。
聞くところによると本人に当日までバレないように作るのはかなり大変だったようだ。
本人は直前に漫画のデリバリーシンデレラを読んでたために
何かを隠してると思わしき彼女がデリ嬢の仕事やってるんじゃないかと疑いをかけたというのは流石に笑った。

その後ペロ達は家に戻り、僕はギシの部屋に泊まることにした。
せっかくなので修学旅行ごっこしようという話になり床についてから色々話そうと思ったが
割りとすぐにギシが寝落ちしたので僕も寝た。

カツ丼屋

起床し、支度したらさっさと家に帰るかと思ったらもう十一時半だという。
約十時間睡眠だ。
結局ペロ達と昼飯を食いに行くことになった。
昨晩話していたカツ丼屋に行ったところなかなかにデカイブツが出てきた。
これはこれでうまい。
俺が食い終わる頃、ペロの箸が止まりこっちにアイコンタクトを送ってきた。
寮で幾度となく見た光景だ。本当にイラつく。
余ったのを食べて欲しいというお願いを僕が拒否してると
ペロの彼女がそれを食べるという。優しい人だ。

昼飯を食ってからまた車で送ってもらった。
今回も色々世話になってしまった。
調子に乗って自分から乞食することは多いが相手からの好意は申し訳なく思ってしまう。

少し思ったのは少人数の方が色々濃い話が出来て良い。
こういうのは別のグループにおいてもやっていくべきだ。
それから高専時代は本当に楽しかったんだなと思った。
しかしいつまでも懐古に浸っているわけにもいかない。
今の環境をもっと楽しむべきだ。
まだまだやりたい事は沢山ある。
こっちでも色々頑張ろう。
そんなことを考えて帰路についた。

友と飯のための帰省(長岡編)

長岡飲み会

一次会(飲み屋)

高速バスを降りて飲み会会場に向かうと店の前に数人の集団がいた。
僕は目が悪いのである程度距離が離れてると相手の顔がよく分からない。
だが雰囲気からして奴らに間違いない。
向こうも気付いたらしく合流することとなった。
この日は高専時代同じ学科だった友人達との飲み会だ。

先に中に入って待っていると続々と友人たちがやってきた。
集まったのは計15人ほど。
とりあえず初めの飲み物を各自選んだ。
ほとんどがビールだったがもちろん苦手な人もいる。
初めからソフドリの人もいれば初めの一杯だけビールを少し飲むというパターンも数人。
結局ビール飲む人は10人程だったと思う。
しかし聞くところによると生ビールはなく瓶ビールでの注文になるという。
さて何本頼むかと考えたとき誰かが20本と言った。馬鹿じゃないのか。
しかし俺含めアルコール摂取する前から判断力がガバガバで結局それで注文してしまった。
スーパーとかで見る瓶ビール用のケースが出てきて流石に笑った。

互いの大学や進路の話をした。俺含め院試が決まった人もいれば就職活動中の人もいた。
少し驚いたのはヤニを吸い始めた人がいることだ。
やはり研究や仕事が辛くなると人は煙草に走るのか。

僕がここ最近気をつけていることとして
合間にソフドリやお冷を挟む。
ずっと飲み続けないように皿やグラスを片付ける。
という事をこころがけていた。
ここ最近はこれで記憶を無くすとか潰れるまではいかなかった。
が今回は水を飲むこと無くラストオーダーでハイボールを頼んでしまい後で後悔することとなった。

二次会(ダーツバー)

ここで新たに参加することネキを迎えに行き、そしてひざき君行きつけのダーツバーへと向かった。
ついこないだ研究室の先輩にダーツに誘われてやっていたものの結果は散々であった。
毎度のことであるが僕は何かをするたびにどんどん下手になったり悪くなるように思う。
ブルーな話は置いといて、その後は大人しく座って友人と駄弁っていた。
あとここでも少し飲んでしまった。

その後ことネキにTwitterを乗っ取られた。
高専時代もときたまあったことだし元々クソみたいな垢なので勝手にさせた。






ツイ消しは甘えという信念があるので残してはいる。
後で見たら1000RTされたら〜の奴が中途半端に伸びてるし各位からマジレスが飛んできていてぐんにょりした。
あと「ピカピカだよ」ってなんのこっちゃと思ったけれどどうやらアナルの話らしい。
一応付け加えとくと割りとケツ毛は濃くて少し困ってる。

この後何故か筋肉の話になった。
僕は格闘ジムに通ったおかげか腕はまぁまぁ筋肉ついたものの腹はまだ見違える程の変化はない。
ことネキから「女の子が好きなのは細マッチョだから」という勉強になる話を聞いた。
確かその時に隣にいたるどんちょんとことネキの腹に触った。
この度は本当にすみませんでした。

しばらくして何人かがカラオケに移動した。
もうちょいしたら俺もカラオケ行こうかな〜と考えていたところで急に酔いが酷くなった。
どうも僕は時間差で酔いが来る。
便所にかけこみゲロを吐いた。いつも思うけどニラは消化が遅い。
というか自分が危険を察知して便所にかけこめたのには正直驚いた。
ひざき君のエントリにもあったが圧倒的成長しているのかもしれない。
……逆にこれが出来ない方がクズなので改めて今までの行いを反省すべきである。

三次会

リバースして少しだけ体調が戻った僕はカラオケに向かい寝ることにした。
とりあえず皆が歌ってるところに顔を出した。
どうやら寝るための部屋をとってくれたようで、そこで寝ることにした。
その部屋にいるのは僕だけであった。
今回の犠牲者は僕だったようだ。

酔ったときは異様に目覚めが早い。
四時に起床した僕はカラオケに参加しようとした。
しかし喉がガラガラで五時にはもう部屋を出る時間であった。
カラオケ組で駅へ向かうも少しずつ分かれていき、
結局例の椅子に座ったのは僕含め四人だけであった。


高速バスも朝帰りも慣れたはずだが、始発の高速バスは初めてだなと思いつつ自宅へ向かった。
この時はまだ、二日酔いになること、そしてまた朝帰りになることは予想だにしていなかった。

新潟編に続く。

稲毛で飲んだ話

インターンに落ちた僕は稲毛駅行きの電車に乗っていた。
僕の最寄り駅から稲毛は二時間超かかる。インターンの面接は都心であったので、ついでに知り合いのツジの住む稲毛に遊びに行くことにしていた。

流体力学

彼は来週に院試がある。その試験はそこそこ厳しく、内部でも30%くらいは落ちるらしい。
本人はというと高専時代は主席だったこともあるのに大学ではあまり成績は芳しくないようだ。
そこで僕に勉強を教えることで理解を深めたいといった。科目は流体力学
流体力学といえば高専時代に苦しんだ友人が多くいるので難しい科目なんだなという認識しかなかった。
ツジはドトールで待つといった。ここ最近コイツはよく喫茶店を待ち合わせ場所にする。
喫茶店というと「高いコーヒーの店」という印象しかなかったが値段を高くすることで客の民度を保ってるんじゃないかと最近思った。
合流してから流体力学の授業を聞いた。まとめた資料を見て高専の頃の力学が電磁気学を思い出した。
全く知らない分野だけれど勉強すればなんとかなるかなぁというレベルだ。
恐らく物理学とはもう縁がない生活だろうが、こうして見ると少しだけやってみようかなという気になる。
けれど試験のような目標となるものが無いのでやっぱりしない。

午後六時過ぎから90分の授業。
ちょくちょく気になった点に茶々を入れたが、どうにもこうにも腹が減った。
一通り資料の範囲を終えたところで勉強を終え、居酒屋に行くことにした。

起業

ツジは事業をしたい、商いをしたいと言う。
そのアイデアを聞いてみたが全くグッと来ない。
一応今までに無いアイデアであるのでここでは伏せる。
彼は割りと本気らしく最近しつこくその話をしてくる。

ツ「……っつープログラムをお前に作って欲しいんだよ。」
僕「僕がやるのはwebアプリとかほうだしなぁ、出来なくはないと思うけど。」
ツ「一万、いや三万出す。」
僕「そういう相場もよく分からんのよな。」
ツ「やるとしたらどんくらい時間かかるよ?」
僕「んー…………一ヶ月?」
ツ「えーっ、じゃあ具体的に何時間かかるんだ。」
僕「全く想像がつかん……でもこういうの答えられないとマズイよなぁエンジニア的に。」
ツ「そうだよ!これからそういう場面もあるでしょ。」
僕「うん、まぁそのプログラム関連のことは調べてみるよ。」
ツ「おう。」

ツ「しっかしこれ良いアイデアだと思うんだけどなぁ、お前はなんか案ないの?」
僕「んー……ないな、だから俺はどっかに就きたいのよ。起業とか考えられない。」
ツ「別に俺も起業したいとかじゃなくて小さい事業をやりたいってだけなんだけどさ。」
僕「あ、そうなの?最近起業したいとか言ってる奴ら多いからそーいうのだと思ってたけど。
あいつら具体的にしたいことがあるんじゃなくて、誰かの下で働くの嫌だからって理由としか思えないんだよな。」
ツ「それはあるかもな。起業自体は誰でも出来るからな。」
僕「資本金は1円でもいいわけだしな。続けるのが難しいのに。んで良いアイデアは『何か面白いことがしたい!』って考えて思い浮かぶんじゃなくて、偶然パッと『ああいうことがしたいな』って思い浮かぶと思うんだよ。」
ツ「考えるのも良いと思うけどな。」
僕「いやー例えばさ、俺達が整備委員会で草むしりしてたときにさ、急に『パン一で草むしりしてえな』っていうノリになって実際にやったじゃん。ああいうことだと思うんだよ。」
ツ「すげえ懐かしいなそれ。えーでもお前もちょっと考えてみろよ。」
僕「……しいて言うなら今ブラック企業とか労働に関する問題があるから、それに関するものがいいかなーと思うけどね。具体的な案は無いんだけどさ。あと作るならwebアプリだな。」
ツ「webアプリとは。」
僕「まぁwebサイト的な。最近スマートフォン用のアプリとかも多いけど一々落としてからじゃないと使えないだろ?ユーザーからすればサクッとブラウザに見えた方が良いと思うんて。最近だとスマートフォンのブラウザからでも見やすいサイトは多いし。」
ツ「でもゲームとかキツイんじゃねえの?」
僕「それは流石にアプリに任せる!それとは別に専用ブラウザアプリとか使わんでもってことよ。」
ツ「ふ〜ん……」

コリントの信徒への手紙 13章

ツ「なんかカップルとか見たりすると木とか倒して潰したいみたいな気分になるんよ。」
僕「お前サイコパスかなんかか。」
ツ「ちげーよ!お前もそういう風にならん?」
僕「うーん、最近思ったのは……そういう恋愛したりするのは普遍的でよくあることじゃん?だから別に止めることとかは出来ないし俺が苦しみから逃れることは出来ない。」
ツ「お前そんな事考えてたのか……。お前コリントの信徒13章を知ってるか?」
僕「なんだよ突然、お前いつの間に新興宗教に……。」
ツ「そうじゃねえよ!映画の『愛のむきだし』見てたっけ?」
僕「そういや見よう見ようと思って見てないな。」
ツ「これ見てみろ。」

コリントの信徒への手紙 13章 ~ 愛のむきだし - YouTube

僕「……うーん、良いシーンなんだろうけどよく分からんゾイ。」
ツ「しょうがないな、俺が解説してやる。まぁ要するに愛こそが全てってことよ。」
僕「はぁ。」
ツ「俺が潔癖症なの知ってるよな?」
僕「そりゃあもう。」
ツ「こないだ大学で便所に行ったらよ、同じ研究室の奴が大をしていてな、でソイツ手を洗わずに出て行ったんだよ。」
僕「ウケる。」
ツ「でもこいつの価値観なんだから分かり合えないだろうなと。でもこいつはその手で研究室の色んなものに触ってるんだろうと。それでもう俺は研究室やめたいと思ったんだよ。」
僕「なるほどね。」
ツ「っていう愚痴を別の友達に話したらさ、その友達も愛のむきだしは見てたんだけど。それはツジの愛が足りないと。同じ研究室の奴を愛してしまえ。そしてそいつのウンコも愛せと。全く納得出来なかったけど。」
僕「居酒屋でウンコとか言うんじゃねえよ、飯食ってんだよ!」
ツ「いや、納得は出来なかったけれど!でもそういうことなんだ、愛が足りないんだよ。」
僕「……俺に愛が足りないと?」
ツ「そういうことだ。」
僕「うーん、俺は友達には幸せにはなって欲しいと思うしそこには愛はあると思うんよ。でも付き合ったとかヤったとかいう話を聞くとさ、あぁ何で俺はこんなにダメなんだろう、どうしていけばいいんだろうってなんだよね。」
ツ「えーということは。」
僕「自分を愛せ、ということか。」
ツ「そういうことだ。」
僕「頑張ろう。」

泣けるCM

ツ「俺泣ける動画が作りたいんだよ。」
僕「どういうのが作りたいん?なんか〜短編的な?」
ツ「まぁYouTubeとかに上がってるようなさ。」
僕「そういや大学の英語の授業で、英語の泣けるCMみたいの見させられたな。」
ツ「そんなんあるんか。まぁ同じようなもんだ。」

ツ「例えばさ、知ってるかな、お母さん……あっこれネタバレだ。」
僕「そのキーワードでネタバレなのかよ。」
ツ「まぁ見てみろよ。」

母の日の感動動画。365日24時間休みなしで働く仕事の面接とは? - YouTube

僕「途中で分かっちゃったけどさ、確かに面白いなこういうの。」
ツ「だろ?作ってみたいよなーこういうの。」
僕「お前感動してすぐ泣くよな。」
ツ「そうそう、涙腺弱くてすぐ泣く。そういうお前は泣かないよな、人の心がない。」
僕「いや俺も感動して泣きたいんて!でも今まで感動で泣いたことあるのは……合唱曲のBelieve聞いた時と、風味堂のLAST SONG聞いた時と、ドラえもんの映画で台風のフー子が出てくる奴。これだけだな……。」
ツ「ドラえもんの映画は絶対泣く。あれは感動する。俺は人が協力して何かを成し遂げるってのにグッとくるんだよ。」
僕「そういや言ってたね。」
ツ「とはいえ感動する奴ってのは中々案が出ないもんだなぁ……」

出会い目的のバイ

ツ「お前まず女友達を作れよ。」
僕「高専の時は……女友達はいたもん……。」
ツ「そうじゃなくて今会ったりする奴だよ。」
僕「大学来てからの女友達は……ゼロですね……。」
ツ「お前な〜!よし、じゃあ二週間以内女友達作れ。」
僕「いつもそういう期限付きの目標定めて一度も出来た試しねーんだよ!」
ツ「確かに……あ、そういえばインターン駄目だったんだろ?バイトやれよ。」
僕「あーそうだないい加減始めるか。」
ツ「よし、今だ!今どのバイトにするか決めよう!」
僕「うん。」
ツ「俺がオススメなのは……バリスタ系だ。」
僕「なんかコーヒーとか淹れる人?」
ツ「そんな感じ。まぁキッチンの方だから他のバイトと話す機会も多い。SUBWAYとかさ。」
僕「あっ俺SUBWAY好き!」
ツ「聞いてねーよ!」
僕「まぁでも俺料理やりたいキッチンの方が良いかも〜。」
ツ「じゃあそれも視野に入れて。あと服屋とかもいいかもな女性社員多いし。」
僕「おー。」
ツ「そこでファッションセンスも磨くと。」
僕「はぁ。」

キモオタファッション

僕「僕の今の格好はどうですかね……?」
(GAPのグレーTシャツ、半袖の淡いチェックシャツ、ジーパン)
ツ「うーん、シャツはボタン閉めた方がいいんじゃねえか?」
僕「そういうもんなのか。長袖チェックシャツでボタン閉めてると、もうキモオタって感じしねえか?工学部にありがちな。」
ツ「それは否定しないけど。でもそれがダサいのはチェックシャツが悪いんじゃなくてサイズがダボダボとかよれてるってのが問題だと思うんだよ。そんでシャツはボタンあけてれば良いんだろと思って変なTシャツの上に羽織ってる奴もキモいと思う。」
僕「……俺のことじゃねーか!」
ツ「とにかく服がよれてなくてサイズも合ってるものにするってのが重要なんだよ。ユニクロのチェックシャツとかだと丈が長いとかあるんじゃねえかな。」
僕「なるほどね。でも別にボタン開けてるのは良いと思うんだけどなぁ。」
ツ「実際に周りの人とか見てみろよ。割りとオシャレな人はばっちり閉めてるし、オタクとかオッサンだと開けてる人がいる。」
僕「マジかよ、そんな事思ったの一度もないぞ……。」
ツ「これからそういうの見てみろよ、実際そうだから。」
僕「うーん……。」



僕は翌日にジムの練習があり、ツジは風邪気味ということで僕は泊まらずに帰ることにした。
帰り、ツジが屈んだとき頭頂部少しマズイことに気がついた。
俺が指摘したところ自分も頭頂部を見せたところ少しヤバイらしい。
自分だとすぐには確認出来ないから冗談なのか本当かわからないが。
前に美容院行ったときにスタッフが「ハゲる前に結婚すればいーんすよ」と軽口を叩いていた。
一理あるが俺はそもそも結婚出来るかも危うい。
頭皮に不安を覚えつつ自宅へ向かう電車に乗った。