ヌッ

適当

NAGANO VAMPIRE HOTEL

前回の様子

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リゾートバイトをした。

労働環境

厨房での料理の盛付がメインの仕事だった。片付けもするが汚れた皿は皿洗い担当に渡す。始めの一週間は一日6.5, 7時間、後の一週間は一日7, 8時間。中休みが2,3時間ありその間に食堂で飯を食ったり寮で休憩する。"まかない"というと余った料理を食うというイメージだが、逆にそれは稀だった。

料理は一つのプレートに様々なものが乗っている。また器の向き、食材の量、野菜の質などの規定がある。そのため色んな食材を色んなところが集めてきて適切に盛り付けるがある。また揚げ物などは揚げたての状態で出す必要があるため手早く準備しなくてはいけない。そのため複数人で同じ料理の準備をする。料理準備用の机周りはたびたびごった返す。こういうときは本当に忙しい。そして職場の人はバイトに対してはわりかし優しいのだが、社員さん同士は怒鳴って怒っている場面を毎日のように見た。

ぶっちゃけ時給が割りに合ってないのでは?と考えることも多かったが、住むとこと飯の保証があるのが一番の見返りなのかもしれない。

残飯

高級料理のプレートだからか形や質に問題がある部分は捨てることになる。またそれ以上に食べ残しとかも多い。嫌いなものやアレルギーなあるものを先に除くことは可能なのだがそれにしても多い。コース料理が思っていた以上に量が多かった、というパターンも多いようだ。この辺は悲しいというよりもったいないから俺に飲み食いさせて欲しいという気持ちになる。

四畳半で布団、ユニットバス、wifiがある。正直設備的には高専時代の寮の上位互換かもしれない。食堂はホテル側だし住人同士の関係は希薄だが。ハンガーと養生テープを持ってきたが全く使わなかった。洗濯用洗剤はパックタイプ(洗濯機にそのまま突っ込める)をいくつか持ってきた。シャンプー、リンス、ボディソープは小型ボトルに入れた。小型ボトルは100円ぐらいで2個セットのもの。1個で1週間は持つようだ。歯ブラシ、カミソリは帰る前に捨てる。寮にいるときの娯楽は寝転がりながらデレステとプライムビデオがほとんどだった。一応研究に関する書籍ももってきたが労働で疲れた体に真面目な本は無理だった。電車に乗ってるときなどは座席に座り音楽聞きながら本を読んでいた。

同期のクビ

たまたま同じタイミングでバイトに来た大学一年の子と仲良くなった。やはり一人では不安なところがあり一緒に仕事場に向かうなど行動を共にした。バイト中は微妙にポジションが異なるため互いにやってることはあまり分からなかった。実は労働初日に社員さんに「君と一緒に来た子はちょっと……」「料理長戦力外通告されてしまったらしい」などと聞いてしまった。そして数日後バイトに行く道中で本人と会い、「辞めることになりました……」と告げられた。理解するのに数秒かかった。この短期間でクビにされるなんてありえるのだろうか?本人や他の人が言ってたことを聞く限り"仕事が遅い", "自分から仕事内容を聞きに行かない", "やる気がない"というのが理由らしい。僕にとってこれは結構ショックで真面目に早期に辞めることを考え始めた。

観光

休日に上諏訪駅近くの"片倉館"に行った。仙人風呂と変わった風呂や、歴史ある住居、美術館、諏訪湖などが見れる。バイトを終えた帰りには"ゆーとろん水神の湯"に寄った。ここはすずらんの里駅という無人駅が最も近いが徒歩だと20分ほどかかる。次に近いのが富士見駅というちょっとだけ大きい有人駅だがここまでは40分ほどかかる。"ゆーとろん水神の湯"は全体的にぬるめの温泉である。激熱な温泉を期待していると肩透かしをくらうが、また別の良さがある。ところで観光してから気付いたが信州を観光するのは車で行くことが前提なようだ。バス、電車+徒歩で行くのには限界がありレンタカーを使うべきなのかもしれない。

バイト終了

正直ずっと「早く辞めたい」と考えていた。普通の飲食の仕事もちょっとだけ経験があるがホテルの厨房というのは別次元の忙しさであった。結局のところ元々2週間程度だったのを一日だけ縮めるだけになった。リゾートバイトのメリットは住居と飯の保証があるのでとにかく金を貯めたい人に良いのだろう。それに違法な長時間労働でもなく、むしろ一日の労働時間は常に八時間以下であった。また他のバイトの人と話した情報によると料理やホテルマンの専門学校に通ってる学生がバイトに来るパターンの方が多いようだ。そこを目指してる人にはかなり良い環境なのかもしれない。だが僕はエンジニアのバイトの方が楽しかった。自分のペースで進められるし賃金も良い。俺はエンジニアとして生きていこうという思いが確信に変わった。

リゾートバイトは初の経験で良い勉強になった。比較的安く観光できたし、多少のお金は稼げたはずだ。とはいえもうバイト自体したくない。残りの学生生活は研究とか遊びとかに時間を費やすつもりだ。

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学生最後の夏

気付いたら学生最後の夏休みが始まっていた。
直近のイベントとしては先週末にSSA、そして今日は研究の中間発表があった。

SSA

前回の様子
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シンデレラガールズ5thライブのLVに両日行った。
LV参加はこれが初。
昭島の映画館が近くあんまり人いなそうということで席をとったが結局満席だったようだ。
席とって本当に良かった。好きな曲がくればテンションがブチ上がるし、知らない曲でもオタク棒振ってて気分が良い。
普段くだらないものや荒いものを好んでいるのでたまにこういうライブに参加すると心が浄化された感じになる。
知らない周りの人が「ギャー!!」とか「アッ!アッ!アッ!」とか奇天烈な叫び声を上げていても全てを許せる。
6thも決まったが来年も参加出来ると良いな……。

中間発表

Twitterではムジュラの進捗報告ばかりしていたが、実験結果が思ったより早くに出たのでさっさとスライド、ポスターを作っておき、後からちょいちょい修正するということをしていた。
結果としては「そもそもその実験でいいのか?」「タイトルで言ってること修論に間に合うのか」みたいなツッコミがあった。
ド正論だがまた色々別のことをやっていく必要があるということを考えると疲れてしまった。
とはいえ自分では全く気づかなかった点が分かって来たのでたまに発表するとか研究室でその辺の話をするとかは続けた方が良いなと思った。

生活

最近は常に自宅、研究室、ジムのいずれかにいる。研究室では大体遊んでるし、自宅で研究やるときもあるので相変わらず休日、平日の境目がほとんど無い。なので休みのありがたみがあまり無い。しいていえば週二日の研究室ミーティングが無いくらいである。
とはいえ学生最後の夏と考えると今のうちになんかやっとこうかなという気になる。
盆に帰省するのも考えたが、盆の始めにSSA、盆の終わりに研究の中間発表がありタイミングを完全に失ってしまったため止めた。

せっかく長い予定が組めるなら旅行に行きたいと思った。とはいえ周辺で旅行をやっていく気運は特にない。初の一人旅もいいかと思ったが(先日静岡に一人旅行こうとしたが寝過ごして失敗)現在はバイトをしていなくて親のスネかじってるためそこまでの余裕もない。そこで思いついたのがリゾートバイトだ。

リゾートバイト

実質タダの旅(?)で収入があり、かつ飯の心配もない。飯を作るのも趣味の一つであるが、時間かけて作った飯を一人で食うのは寂しく、そして美味しくない場合もある。それなら実家に帰るのもいいのだが、結局引きこもる点では変わらない。ということで飯が自動的に出てきて生活費を考えなくていい場所で労働しようと思った。正直自分はニート状態よりもある程度義務的にやることがあってメリハリがある生活の方が精神的に安定する。今までのバイトは基本的にエンジニア職だったので他のバイトも経験しておこうかなというのもある。

以前のバイトの様子
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リゾートバイトサイトに登録したところエージェント的な人が色々対応してくれたのだが8月中盤移行となると求人はほぼなく、なんと1件しかなかった。要項を見る限りまぁなんとかなりそうなので引き受けることにした。ホテルでの調理がメインの仕事のようなので以前のバイトに近いがもっと色んな種類の料理をやりそうなので調理スキルも向上させたい。ただブラックな職場でないか(残業長時間、上司からの圧力)だけが心配である。大丈夫だと思いたいがヤバかったら下山して逃亡するかもしれない。

ということでしばらく長野に滞在する予定。終わったら報告ブログでも書きたい。

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シンデレラガールズのライブに初参戦した(デレ5th大阪二日目)

デレ5th大阪二日目に参加してきた。

経緯

FBを見ていたら友人(@alitaso345)が「ツレが行けなくなったので代わりに来るやついるか」と投稿してたので即反応して行くことになった。前々からライブの感想をTLで見て興味があったので渡りに船だった。アニメは見ていてモバマスデレステも以前はやっていたのだが、最近の曲は知らなかった。そのためライブで来そうと思われる音源を50曲ほど頂き予習していた。

楽曲

予習した曲の中だと個人的に小梅、輝子の個人曲がメタルで良かった。「小さな恋の密室事件」は初めて聞いたときマジに怖かった。ホラー要素のあるメタルというとMarilyn Mansonとかが近いんだろうか。CDのアオリに「全米を恐怖に陥れた」みたいなこと書いてあったし、白いし(適当)
「Bloody Festa」は曲がメロディックデスメタル感があって、Children of Bodomが近いと見た。帰りの高速バス内ではこんな感じでデレマスのメタルと相関のあるアーティストは誰かということばかり考えていた。とはいえメタルに限らず他の個人曲、属性曲、全体曲も盛り上がるしコール楽しいし好き。

準備

色可変ペンラを強く薦められたので購入した。ライブで周りを見る限り同じタイプを持ってる人がほとんどだった。もちろん複数もってる人もいた。また遠征直前に西友に寄ったらUOがあったので5本買っていった。ライブ中に一本友人に貰ったけど、10本ぐらい持っていって余ったら次回に持ち越しがベストだったかもしれない。

観光

大体これを参考にした。

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最終的に以下のような流れになった。

1. 9日(金)の夜に新宿からの夜行バスで大阪駅に移動
2. 環状線で移動しスパワールドで休憩
3. 鶴橋で友人と合流しキャベツ焼きを食う
4. 昼飯に良さげな場所が見つからなかったため京橋に移動
5. 京橋の居酒屋で串カツ、どて焼きとビールをやっていく
6. 大阪駅に行き「はなだこ」食う
7. 大阪城公園に行きライブに参加
8. ライブ後、梅田周辺にて他のPと打ち上げ
9. 早目に抜けて夜行バスで新宿に戻る

夜行バスは安いしコンセントあるからスマホ充電できるし寝てる間に移動できるから宿とる必要がない……などのメリットがあるけど、いかんせん寝るのには厳しい環境でほとんど睡眠がとれない。帰りはアルコールを多めに摂取することでサッと寝ることに成功したけど、僕の体質として酒飲むと早く寝て早く目覚めてしまうので起きてからは割と苦しかった。

スパワールドテルマエ・ロマエ感のあるデカイ風呂があって非常に良かった。ただ施設内で朝飯が買えず、先にコンビニにいけば良かったと後悔した。フードコートやプールは11:00頃に開くっぽい。レストルームではしばらく横になれたし休憩するのに良い。今度来るときは水着も持ってきて万全の体制で楽しみたい。

あとたこ焼き屋はどこにでもあるものかなと思っていたがなかなか見つける事が出来ず、結局有名店を探す感じになった。とはいえ「串カツ」「たこ焼き」「お好み焼き」といった名物を全部食えたので満足である。

あとちょいちょい道に迷うことがあったがその辺にいる人に声かけるのが最適であることが分かってきたので、今後も喋っていこうと思う。

ライブ

入場してしばらくすると協賛企業の紹介がある。このライブだと企業名を皆で言うみたいな文化があるようだ。僕も協賛企業に対する圧倒的感謝を込めて企業の名前を叫んだ。

注意事項のアナウンスの際、チッヒの第一声が「プロデューサーの皆さ〜ん、もうかりまっか〜?」でついに金について言及し始めたか!との驚きで笑った。MCでも大阪ネタが度々出てきたけれど、他の地方講演だとあまりその地方に絡むネタはしないので珍しいとのこと。

以下今回のセトリ情報。

imas-db.jp

開幕Shineで早速キマった。単純に曲に合わせてコールするのも楽しいけれど、これほど大人数で合わせてやる一体感が良い。その後もはにかみDays、にょわにょわーるど☆、cherry*merry*cherryと気に入ってた曲が来て最高だった。特ににょわにょわーるどはれいちゃまの盛り上げ方が半端なく、「にょわにょわー!」と叫びながらUOを降っていた。

アタポン、オレサファからのBEYOND THE STARLIGHT(略称知らない)の流れもすごかった。コールはめちゃ楽しいし、もう右腕がどうなっても構わないという気持ちでオタク棒を振り続けた。

さらにその直後、華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~、Bloody Festa、PANDEMIC ALONEとハードで俺好みの曲が来た。PANDEMIC ALONEが来たと分かったときは語彙力が死んでいて「神……」ってつぶやいてた。

席は立ち見席で、最後尾の座席の後ろ、さらにその二列目で正直位置としてはあまり良くない。休憩する際は地べたに体育座りしていた。しかしこの位置、後ろに誰もいないので割と自由度がある。注意事項で体を反らしたりするのは禁止と言っていたので腰からのヘドバンは流石に諦めたが、PANDEMIC ALONEのときは首を振り、左手は赤のペンライト、右手はUOで16ビートを刻んだ。完全にあのとき俺は左手でスネアを、右手でハイハットを叩いていた。さっつん……。

そういえば近くにたぶん、というか確実にるるきゃん推しの人がいた。割と男前なのだが大量のペンラが腰にあり、振り方も普通の振り子式でなく舞うような独特の振り方をしていた。るるきゃんが出て来るときなどは「るるーーー!!!」と絶叫していた。別に厄介とかではなく単純にちょっと目立っていて、むしろ「こういう愛の形があるんだな……」と尊敬の念を抱いた。

僕と友人は新潟出身なので、新潟出身のアイドルとして有名な片桐早苗さんのCan't Stopはやっていこうという話をしていた。が、推理は外れてこの曲は来なかった。友人はCan't Stop用に持ってきたディスコ風の扇子も買ってきていたのだが……。最後の方で早苗さんの声優の和氣さんがライブの感想を言うとき、友人が申し訳程度にその扇子を振っていて笑った。

僕が今まで行ったことあるのは大体こういうライブだ。

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たぶんラウパだと1アーティストで30分くらいあるのだが、その間アリーナでモッシュに揉まれるのが常である。これを丸1日繰り返すのでボロボロになる。

一方デレのライブの場合、3,4曲ごとに幕間のMCがある。この間座って休憩できるので体力の無いオタクにも優しい。幕間のコント(?)も良い。551のくだりとかキレ芸とか耳打ちとか好き。それでいてモニタ映るカメラ映像もすげえ良い仕事をするし、最奥の人間からでもステージ上の演者の様子が分かって良い。幕間じゃないけどギルティのときのサイキックおいろけビームでビーム出てたの最&高って感じで心停止した。

反省

コールミスがちょいちょいあった。周りは優しいのでとやかく言われることはないが、ミスると完全にノリきれないので残念だ。映画「ムカデ人間」で先頭になった北村昭博のように内心「ごめんよぉ、ごめんよぉ……」とつぶやいていた。「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ!」みたいなコールがいつまで続くのか分からなくてミスるのはまぁしょうがないとして、ミスった歌詞を言いそうになったときが大変だ。それなりに楽曲知ってるレベルでもそれなりに楽しめるが、しっかり分かっていればしっかり楽しめるはずだ。それから知らない曲もちょいちょいあったので全曲やっていく必要が出てきた。今後は研究室のP達と協力したり、LVに参加するなどしていきたい。

まとめ

素直に優勝です。
アイマス最高。

六本木でバイトするデータサイエンティストだった

一昨日バイトを辞め、昨日就職先が決まった。
ということでバイトとか就活の感想を書きます。

バイトの話

はじめたきっかけ

学会の懇親会にてバイト先の社員さんに初めてお会いした。
そこでインターンとかどう?みたいな話をされて二日間のハッカソンに参加することになった。
さらにその流れでバイトを始めた。
きっかけとしては完全に流れに乗っていただけである。

やったこと

data.gunosy.io

こんなブログを書いた。以上。

というのは流石に嘘で、実際には

  1. ログデータの可視化(グラフ、表など)
  2. KPIの通知

の二点が主な業務だった。
言語はpythonで、使うツールとしてはpandasとかDjangoとか。
朝とか夕方に進捗とか簡単に共有するミーティングがある以外はコーディングに集中できる。
slackの分報システムとかもあるので大体そこに
「こんな感じでやるつもりです」「今ここやってます」「ここで詰まりました」
みたいなことを書いていた。
分報システムは本当に良くて、安心して開発が進められるし、メンターが忙しくても質問がしやすい。

githubもよく活用していた。以前のインターン先でもgitは使ってたがコード共有程度で、ここではプルリクに対して色々コメントももらえたのでコードの改善がしやすかった。
とはいえ修正点がかなり多く、メンターに負担をかけていたようなので反省している。
今思えば初めからpep8を使えば良かった。

フィードバック

月一でフィードバック、今後こうしてくといいよというアドバイスをもらう機会がある。
これも結構ありがたくて改善がしやすいし、就活にも応用ができると思う。
もらったフィードバックとしては

  1. 開発する前に構成をよく考えた方がいい、今のコードは雑
  2. 数値感をもつ、データみてアタリをつける
  3. 改善案を考える、提案する

などなど。
思い当たる節はかなりあって、治したいとは思ってるのだがなかなか出来てない。対策としては構成案とか改善案とかもっと口出そうと思う。
あとこの本を薦められて頂いた。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」


ざっくりまとめると課題にとりかかるより先にどのような課題なのか、何が必要なのかをよく見極めることをした方がいい、というのが趣旨で、その見極め方を解説している本。
すでに一通り読んだけどもこの本は読んで実際に試してみるということを繰り返した方が良いのかなと思う。
余談だが、某社を受けたときにもこの本を薦められたのだがすでに読んでいると言えたので良かった。

所感

エンジニア系のインターンには色々いったけど環境は本当に良かった。
ただ最後まで依頼をただこなす感じになってしまい、周りのバイトがやってるように機械学習とかもう少し高度な内容にも触れたかったと思う。
しかもデータサイエンティストのバイトだったのに統計の知識がガバガバであることが分かってきた。
確率統計なんて高専のときからやってるが、確率分布の名前は知ってても具体的な適用例や適用方法を全く知らなくて割と恥ずかしい思いをした。

IT系のインターンだとwebアプリやることがほとんどだと思うが、データサイエンスだともう少し研究とかに近しい内容なので研究への応用が効きやすい。
裏を返せば真面目に研究すればデータサイエンス業にも応用できると思う。
就活終わっても他のところでインターンしてみたら、とアドバイスを受けたが今まで僕はインターンに集中しすぎてたので
(研究室でも「インターン男」呼ばわりされた)今後は研究に集中したい。

あと周りとのコミュニケーションが希薄だったのでもっと話したいとも思った。
周りの雑談にも入っていっても良かったのかな。

就活の話

経緯

12月時点でバイト先の面接受けることになったのだが念のためにと逆求人イベントに参加した。
1月になって不採用になってしまったため逆求人イベントで知り合ったところに
遊びに行ったり面接を受けるなど本格的に(?)就活を始めた。

アピールしたこと

自然言語処理や情報推薦に関する研究をしていること、1年間の長期インターンの他、複数のインターン、バイトに参加していたこと。そのためそこそこチーム開発経験があり、webアプリの開発やデータマイニングができると自己紹介の際に毎回話した。

長所と短所聞かれたときは長所が「行動力」、短所が「調子に乗りやすい」「雑」とか答えた。
エピソードとしては彼女が欲しくて玉砕覚悟で相席屋だとか街コンに参加しようとしたとか、かなりろくでも無いことを話してた。ペ!とかナンパの話をしても良かったけど追求されなかったので答えてない。

どのようなエンジニアになりたいかと聞かれたときは「人に教えられる人」と答えた。
今現在Qiitaに投稿したり勉強会で話したりしていて、今後も続けたいし技術書も書いてみたいという話をした。

企業を選ぶ基準

サービス内容、仕事内容に興味があるところなのはもちろんだが、
一緒に働く人が良ければ他に多少問題があっても全然良いと思う。
色々企業は見てきたつもりだ。言語化しにくいけど企業ごとに大分人の雰囲気は違う。
その中で意識が高い(世界を変えるとか曖昧なビジョンの口だけは達者なトーシロの意)ところではなく、情報技術が好きで堅実にコツコツやってきているところ。常にガチでピリピリした雰囲気でやっているわけではなく、現実的なスケジュールで作業を進めてるところが良いと考え、そこに就職を決めた。
雰囲気以外でもその会社のサービス内容や福利厚生にも興味はあったがここでは控えておく。

逆求人とインターン

逆求人は1対1,もしくは相手が2,3人で話ができるので、相手の企業のことがよく分かり自分のことも知ってもらえる。
つまるところ質の良い説明会と同時に目をつけてもらえる。
インターンは技術が身につき、アピールポイントになり、収入が入る場合もあるし、
相手の企業のことがかなり分かり、上手くいけばそのまま入社の可能性もある。
そのため僕は後輩や同期に逆求人とインターンのコンボが最高だと吹聴してるのだが、
どうも受け入れてもらえない。

大体どちらもそれなりの能力が無いと難しいと言われる。
実際インターン志望はしたけども面接で落ちたみたいな話も聞く。
対策としては最初はレベルの低いインターンに行くというのもありかもしれない。
僕が始めインターン先探してたときは編入直後で授業が多く週一が限界だった。
某社にCakePHP,MySQL,AWS勉強してきてと言われたのでやって、もう一度連絡したらもう募集してないと言われてしまった。
とはいえ一通り使えるようになったので多少はインターンの交渉が上手くいくようになった。
結局週一でも良いというところでしばらくwebアプリの開発をした。
あまり良い企業ではなかったかもしれないが、それでも確かにwebの開発を1年間してたというのは
その後結構使える経歴になった。

とはいえ面接を受けてる限りだとインターン行きまくってることがそこまで好印象だったのかよく分からない。
「最低限コード書ける」という評価だったように感じる。
「めちゃくちゃデキる」ではない。自分でもそう思う。実際バイト先や勉強会とかに行けば自分より優秀な人間なんてめちゃくちゃ見る。
そこに追いつこうと思っても何がすごいんだかもよく分からないので、結局今できるところをやろうという考えになる。
ともかく超優秀人間にすぐに追いつくというのはほぼほぼ無理だし、
インターンでなく研究をめっちゃ頑張ってますってのでも全然良い気がする。

以前後輩がインターンからそのまま就職するのが最高みたいな話をしていた。
実際一番理想的だと思う。お互いの様子がよく分かった状態での入社になるからお互い良い。
こんな社員だと思わなかった、こんな企業だと思わなかったみたいな齟齬もまずでない。
僕は失敗してしまったがそれこそ優秀であればそういう道もありだと思う。

逆求人はそれこそインターンでなく研究の話をアピールするのが筋が通った説明が出来てやりやすいかもしれない。
僕は色んな説明会に行くよりこっちの方が楽だと思う。
面接練習にもなるし、コネが出来やすい。

結局スーツは一度も着ず、説明会のようなイベントも一度も参加せず就活が終わった。
別に逆求人とインターンに参加すれば無双できるという話ではない。
実際そこまで簡単ではなくお祈りもあった。
それでもこの時期に就活を終えることが出来たのはこういうイベントとかに色々参加してたのが大きい。
職種によるかもしれないがこういうイベントがあって、それに参加してみるのも一興だと思うという話をしたかった。

今後

バイトを辞め、授業も無くなるので今後は研究に集中したい。
並行して色々勉強しておきたい。
TOEICは同期でバトルするから勉強するし、統計も研究上で実践したい。
自然言語処理100本ノックもまだ途中だし、jsフレームワーク(react.js)とかの勉強会もしたい。
あと就職したらもう少し都心に引っ越すので今のジムにいるうちに柔術青帯になりたい。
というのが現状の希望です。以上です。

激熱インターンの話

二週間程インターンに行っていた。インフラをやるという体でやっていたけど、それ以外でも役に立ちそうなことを色々体験できたと思う。

時間圧縮

「今日の予定とか決めて教えて」と言われ書いたところ緩いと指摘を受けた。普段僕はかなり時間に余裕を持った予定を組む。予定までに終わらないと周りに迷惑がかかると思うからだ。しかし「できなくてもいいからもっと短い予定を組んでくれ、時間を圧縮するんだ。」と言われた。時間圧縮ってなんだと思ったが、やってるうちに段々分かってきた。締切が迫ってくると集中できる。早く終わらせること、どうやれば効率的にできるかが段々わかってくる。そうやっていると結構仕事したなと思って時計を見ると大して時間が経過していないことがあった。これは開発に限らず、研究や勉強にも応用できるし、もっと早くに知っていればと思った。うまくいかなくて迷惑かけるパターンもあるので少なくとも自分の予定を決めるときは時間単位の予定を組むようにしてみようと思う。

  • 時間単位の予定を組む
  • 短時間の予定にする
  • 無理な予定だと思っても出来る場合がある

分報

slackのスニペットにコメントする形で分報を書き込んでいた。「〇〇でハマった」「✕✕がうまくいかない」「△△ができた!」などと書く。すると複数のメンターがアドバイスとかを書き込んでくれる。もちろん他のインターン生やメンターに対する報告にもなるし、記録にもなる。研究室でやるには難しいがもっとコミュニケーションをとった方がよいのかなと思う。ウチの研究室は仲悪いわけじゃないのだがかなり静かで、先日他の研究室の友達が弊研究室に来たときは「静かすぎる。オフィスかと思った。」と言っていた。確かにオフィスというと黙々と作業しているイメージがある。しかしインターン先では仕事の話でも雑談でも周りではかなり喋っていた印象が強い。単純に仲が良く楽しいという面もあるけれど、お互いの情報を教え合うのは良いことだと思う。先輩から後輩へ全てのスキルは渡すのは難しいけれど、こうしてお喋りして少しづつ渡すのがお互いにメリットがある。それから変なところにハマってしまった場合に助けてもらえる可能性もある。研究室でもお互いを助け合えるようにして行きたい。

  • とにかく報告、質問をする
  • たくさんコミュニケーションをとる

お絵かき

「絵を描いてみる。描けなければそれは理解していないということ。」という言葉が印象的だった。自分でもちょくちょく裏紙に書いてたりするんだが、もっと図解してみるのがいいのかもしれない。やっぱり自分は分かってないんだなと確認できたり、そのまま発表スライドにも使えたりするし。特に設計に関してはインフラ以外のスマホやwebチームも紙に設計図を書いて写真とってslackに投稿していた。図解に関しては手書きの方が圧倒的に楽だ。文章に関してはPCのメモ帳とかでいいと言われたが。

  • 考えるときはとりあえず図解する
  • 図は手書きで、文章はPC

そういえば最後の評価において「Linuxの操作、ネットワーク、言語の知識は学生のレベルを超えてる」と褒められた。かなり嬉しい。しかし「知識は最低限のレベルで、開発を行う際も"動けばいい"じゃなくて何故動くのがちゃんと理解して欲しい。自分の能力を線引きしてしまいがちなのでもっと上を目指して欲しい。」という言葉も頂いた。ぶっちゃけ普段怠けすぎなので、この暇な時期はもう少し頑張ってみようかなあと思う。

ところで激熱というのは、途中で「冷めすぎ」という評価を受け、それから熱く頑張ろうと思ったのだが熱くなりすぎたのか熱を出し体調を崩したという意味である。熱を出したのは日の経ったもんを飲み食いしてしまったというのが原因というのが有力なので皆さんも気をつけて欲しい。

北九州旅行|学会編

発表

最初のセクションで発表した。規定では発表時間は15分、質疑応答は5分。事前の練習では発表時間が12,3分になることがあり「俺の発表薄すぎ……?」となっていたけどボスからGOサインが出たのでなんとかやった。練習時は10分で1回ベル、15分で2回ベルを鳴らしていた。映画のレビューを解析した結果が発表にあるので、(アバターの話で10分だと良さそうだな)とアタリをつけていた。そして発表当日。部屋の大きさは教室と同程度で、人数は立ち見の人もいたので恐らく5,60人くらい。発表中はアバターの話が終わってもベルがならず、テッドの話になってようやく一回ベルが鳴ったので割と焦った。しょうがないので超低速で話をしたところ、質疑応答入ってすぐに15分の2回ベルが鳴りちょうど良い感じになった。あと貞子3Dの総合評価のヒストグラムを示したらあまりにも低評価が多いので笑いを誘い、場が和んで良かった。あとで分かったことだが学会では12分で1回ベル、15分で2回ベルだったようだ。早口になるよりはまだ良いかなとは思うけど、聴講している人々見るとあまり分かってないような表情だったので不穏。質問もなかなか出ず。司会の方が一つ目の質問をしてくれて、それは想定していたものなので良い感じの回答が出来たかなと思う。二つ目の質問は想定していたけど上手く説明出来ず微妙な感じになってしまった。特別イジメられることは無かったが爪が少し甘かったかなという感じ。
思えば自分が発表する資料や論文はすげえ分かりやすく書いたな〜と思うんだけど、他の人の見たりするとじっくり読み込まないと分からないというパターンは非常に多い。自分の奴も他人から見るとわかりずらかったかもしれない。もっと噛み砕かなくていけないのかな、と思う。

聴講

ラボメンの発表とか、同じセクションの発表とかを聞いた。SNSのデータを商品の売れ行きとか地域とかの情報と比較検証する話は面白い。俺は人工知能というよりはデータ解析がしたいんだなぁと思った。似た分野だけども。発表を聞く限り同じくらいのレベルかなという人もいて少し安心も出来る。それからテキストマイニングだと元のデータとも比較した方が良いよと指摘された人がいて、俺もボスに同じような指摘されたなぁとしみじみ思った。ラボメンの発表に関してはいつも聞いてる奴を聞き、やっぱりそこツッコまれるよなというところが質問されていた。俺のとき質問数が多い、というのは大変かもしれないけれどちゃんと伝わってるという意味では少しうらやましかった。

企業ブース

ポスターセッションのような形でいくつか企業が説明をしていた。慶應であった勉強会で見覚えのある人も何人かいた。学生の参加者が多いのでインターン生を集めるという側面もあるようだ。他にもVRやロボットアームの展示もあった。正直その辺は人工知能学会関係無いのではという気持ちもあるが。資料を配布してるところも多くこんなのもあった。

ちなみにこれのツイート後に大学の先生から「NTTデータというより数理システムではないか」というツッコミを頂いた。正直この冊子が一番もらって良かった。

懇親会

直前まで門司港に観光しに行ってたりホテルに荷物起きに行ったりしていた結果、到着して部屋に入る直前に乾杯が行われてしまった。予想以上に人数が多い。飯のエリアには長蛇の列が出来ていて諦めてしまった。とりあえずボスを探して合流した。するとボスに他の大学の学生や博士の方達を紹介してもらった。その時点で二次会の流れがあったのだが飯編に書いた通り疲れていたので早々に帰った。技術的な話はついていけないだろうし、コンテンツの香りも余り無かったというのもある。すいません。しかしボスと話してると色んなところから先生お久しぶりですと声をかけてくる人が多く、ボスの人脈の広さに驚いた。企業ブースでもそうだったのだが名刺をもらうことが多々あった。逆求人でもらった名刺持ってきても良かったかもしれない。それからビッグな企業の人の話を聞く機会もあったのだが話が一方的で非常に長く勘弁してくれという気持ちになった。IT系行くならそれなりの常識を身につけないといけない、とかまず個人で一つ開発するのがいい、とか言ってることは正論だったと思うけれど。自分の言いたいことをベラベラ話すのは気持ちが良いんだけど、ずっと聞いてるのは辛い。なので俺の場合はこうしてブログに書くとかLTをするとかして発散している。ところでラボメンの友人が「あるピアスつけた女の子が可愛かった」などとずっとうわごとを言い続けるようになってしまった。確かに同年代の女性参加者も多く、可愛らしい人もいた。ラボの姫かもしれない、というのは下衆な勘ぐりかもしれないけども各自やっていって欲しいと思う。

コロプラ社長の話

そもそもゲーム業界にはあまり関心が無いのだが時間が空いたので聴講した。正直名言のオンパレードだった。

「修士のときの学校推薦の企業でロクなのがなくて博士に進んだ」
「10年間チェックしてるけど別に機械学習は全然成長してない」
ディープラーニングも新しい技術とかじゃなくてNNの改良なわけだし」
「オセロや将棋で勝ったってそれがなんなの?という感じ」
「逆に言えば研究していたことがずっと役に立っている」
「技術が分かる社長だから技術的なことで騙されることはない」
「正直自分より優秀な人が出てこない」
「部下に判断を任せてみることもあるけど失敗することがある」
「自分の判断は全部上手く行った」
「仮に会社が潰れたとしたらホッとする」
「以前は生きるために仕事をしていたけど、今は完全に責任感でやってる」
「もう十分金を稼いだし」
「金を稼ぐ方法は知っている」

……学会に喧嘩売りすぎだろ!と思うが確かに学会では大きく異なる学習法の発表は無さそうだった。ほとんどの内容が「機械学習をこんなデータセットに使ってみたよ、少し前処理や学習方法を調整したらこんな結果が出たよ」という話だ。こういう発表は面白いのだがドラえもんやアトム、ターミネーターなどとは程遠い、というか人間に近いものを作ろうとしてる人はそんなに多くないと思う。もっぱら今言われてる人工知能はデータ解析の自動化で、統計学の延長だろう。もしかしたらそろそろ人工知能も大したことないなという流れになって、再び人工知能ブームが終焉するのも近いのかもしれない。社長の他の自信に満ち溢れた発言も全て今までの実績、経験に基づくものだろう。それからどんどん新たな技術が生まれてくるというが、学んだ事が結構長く使えそうだという話はある意味で安心できることかもしれない。結果としては面白い話が聞けたので聴講しに行ってよかった。

まとめ

  • 割と優しい世界
  • 名刺があると便利
  • 発表試料を作製したり発表練習すると理解が深まる
  • よく分かってなくても面白い発表がある
  • 企業の人と仲良くなりインターン、就職の可能性アリ

北九州旅行|観光編

小倉 - 小倉城、商店街、マカロニ星人

学会会場の最寄り駅がここだった。規模としては八王子、立川と同等ではないかという説が有力。南側に対して北側は人が少ない、というように駅の片面だけが栄えてるのはよくあることなのだろう。南側へ少し進むと商店街に入る。雑誌などを見ると「角打ち」に関する記事が載っている。酒の入った升の「角」を「打つ」、つまり乾杯して立ち飲みできる店が多いようだ。港に近いためか魚が有名でお酒も好きなのだろう。シャッターが閉まっている店もいくつかあるのは物悲しくなるが……。紫川をこえると小倉城がある。正直周りのビルと見比べると小さく見えてしまうが、ああいう建築物を見に行くのは良い。それから紫川にかかる橋はいくつかあるのだが、そのうちの一つである中の橋(太陽の橋)には「マカロニ星人」と呼ばれる独特のオブジェがある。以前珍スポットと題されたツイートを見たが、今回散歩中にたまたま遭遇した。本当の名前は「宇宙七曜星の精」らしい。ウーム、しかしどうみてもマカロニだ。

別府 - 地獄、砂風呂

今回の観光のメインである。やはり旅行するなら温泉に行かなくてはと思い別府に行くことにした。小倉からは一時間強かかるが2枚券、4枚券があり、窓口に行くと直前でも指定席を無料でつけることが出来る。別府は地獄巡りが有名だ。地獄とは90-110度もある高温の温泉で全8ヶ所ある。それぞれ特徴、形態が異なりこれを全て見て回ることを地獄巡りという。詳しくはググれば出てくる(適当)
8ヶ所もあるが案外一日で周れた。どういう順路で周ればいいんだ、巡回セールスマン問題を解かなくてはいけないのかと思ったが順路があってスムーズに行けて良かった。ちなみに最初は海地獄から行くのが良さそうだ。ぶっちゃけ「動物とか温泉関係無いだろ」とは思った。あと「本当にこんな色が自然につくのか?本当にこんな頻繁に間欠泉が吹くのか?作ったんじゃねえのか?」と疑ってしまうこともあるが、まぁ細かいことは気にしないということで。それから外国からの観光客も多い印象があった。

もちろん入る方の温泉にも行った。泊まった旅館は予約することで1時間貸切風呂に入ることが出来、最高であった。それとは別に常時空いている大浴場も行った。それと旅館の方が外国の観光客に対して単語のみで対応していてすごいと思った。

先程の野上本館から竹瓦温泉はほど近くにあるのだが、この通りは完全にソープ街だった。夕飯を食いに行こうとしてここを通ったところキャッチに遭遇してしまった。 

竹瓦温泉の話に戻ります。ここには砂風呂があり、朝起きてからここに砂風呂を体験しにいった。まず全裸になり浴衣的なのを着る。その後砂風呂部屋にいくと砂場にくぼみがあってそこに案内される。浴衣を着ながらくぼみに寝転がるとおばさま達に埋められる。寝るときは大の字ではなく気をつけの姿勢になる。砂は温泉の蒸気で暖かく湿度がある。手が動かせなくなるように手と腹の上、体と垂直方向に砂をかけられる。死んで埋められるときはこんな感じなのかなと思った。仮にそうなったらもっと冷たいだろうが。その後足元、脚、腕、腹の純に砂をかけられる。最後に頭のあたりに枕になるような砂を作ってもらう。体の周りを砂に包まれる。まさに砂の風呂だ。風呂と違うのは砂の重みがあることだ。かなり気持ちが良い。しかし長く続けるのは難しい。身動きがとれないし、ずっと暑いのは苦しい。しかし開放されるのも気持ちが良い。包まれる快楽と開放される快楽は表裏一体なのかもしれない。そんな事を考え10分程たったところで声をかけられたが、うっかり見栄張って「もう少し」と言ってしまった。しばらくして友人が起きたところでそろそろ出たいという旨を申告して起き上がった。砂風呂は最大で15分程入れるので恐らく12分程度入っていたと考えられる。まず手を砂の中から出す。胸と腕のあたりの砂を払い落として、立ち上がる。浴衣は返し、シャワーで体の砂を払い落としてから内湯に入る。また砂風呂に来たいと思った。

門司港 - ブルーウィング


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当初は下関に行こうという予定だったが門司港の方が港に近く景色が良いのではという話になったので行った。恋人の聖地らしくオシャレな町並みであった。洋館のような建物も多い。船が来ると開く橋、ブルーウィングというのがありタイミングがよく開く様子を見ることが出来た。またバナナのたたき売り発祥の地らしく、バナナ味の土産も結構多い。それと駅周辺にタコのイラストが多数展示されていたがあれはなんだったのだろうか。タコが有名なのだろうか。展望台からの景色は当然良い。新潟の濁った海と比べると余計に綺麗に見える。時間に余裕があれば下関、巌流島に行く船に乗れば良かったが、展望台からだけでも十分楽しめた。