長らくTOEIC対策をしてきたが未だ500点にすら届いていないので今までの英語の学習を振り返えって反省しようと思う.
あとこのエントリを反面教師にするといいと思う.
高専に入る前から親に英語だけは頑張れよと言われ,
英語塾に通ってみたり英検の勉強をしたりしていた.
とはいえ中学でも高専でも大して英語が出来るわけでもなく,
常に70点前後みたいな感じだった.
この頃やっていた勉強というと学校で使う問題集を3回やるというものである.
スケジュール立てて3回終わった頃にテストを,というものであった.
毎日ナメクジのようにすこーしづつ進めて3回もやりゃあ流石に覚えるだろ,という寸法である.
これがいけなかった.
今にして思えばやる気が続かなくて一応は問題といてもほとんど頭に入ってないし,
そもそも3回程度では僕の頭では覚えられなかった.
正確には分かった気だけしてテストは散々という感じであった.
高専入って二年目で寮の友達と勉強会をするようになった.
まぁ大体遊んでるのだがこれで色んな人の勉強方法を垣間見えることが出来た.
ここで覚えたのがスケジュールはどの科目をやるかということだけ決めて,
問題集は出来る限り何周もするというものである.
実際これで少しだが点数が上がった.
しかし大体過去問ブレイクや遊びすぎによる勉強不足,勉強する前に諦めてノーガード戦法で挑み大爆死などがほぼ毎回生じた.
結局高専時代の成績はクラスの真ん中あたりを前後していた.
話は前後するが三年の終わりになって英検2級を取得した後に英語の先生に勧められTOEICを初めて受験した.
295点である.
敗因はTOEIC勉強しようかなと問題集を開いた直後に全然分からなくて諦めたのが大きいと思われる.
四年の冬休み前後になって大学編入を意識し始めた.
筑波大や千葉大,東北大では英語の試験のかわりにTOEICのスコアシートで判断するという情報が広まった.
ここで僕は先にTOEICで高得点をとっておけば後は別の数学,物理に専念すれば余裕で難関大学に入れるのでは!?と思いTOEICの勉強を本格的に(?)始めた.
この頃中学時代に世話になった英語塾の先生に相談をしに行った.
その時に薦められたのが「えいご漬け」「ALLINONE」「ENGLISH EX」の3つである.
四年の最後には「えいご漬け」,五年の始めには「ALLINONE」で勉強をしていた.
DSでちょっと有名になったえいご漬けのPC版である.
流れた英語の音声をタイピング,つまりディクテーションをミスがなくなるまで繰り返すというものである.
なかなか量が多かったがなんとか二ヶ月くらいで全てやり遂げた記憶がある.
少しレベル高めの例文集である.例文は長めで470個くらいあった気がするが非常にオススメだ.四年の終わりはこれの音読を繰り返した.
これもまた厚い問題集だが解説が非常に詳しい.しかし何周もしなくてはと思ってはいたものの心が折れた.
えいご漬けが終わった四年の一月ごろにTOEIC IPがあった.
410点.
前に比べれば……とも思うがとてもじゃないが編入試験で使えるような点数ではない.
そしてえいご漬けやっててもほとんどTOEICの英語は聞き取れなかった.
次には三月ごろにまたTOEICを受けた.
この時はアンドロイドアプリのエクタンとか1分間勉強法の無料版とかの英単語学習をしていた.
当時の俺は何を考えていたのか.
395点.
正直自暴自棄になっていたような気もする.
このあたりでまた先ほどの英語塾の先生に相談しに行き,
英文の和訳をすれば知らない単語が何かが分かるし
試験がほとんど和訳ならばそれの対策にもなるというアドバイスを受けた.
それからほぼ毎日和訳をして分からなかった単語のチェックをするというのを続けた.
結果としてALLINONEを二周やり終え編入試験の英語は余裕を持って出来た.
運良く第一志望の大学に合格出来たのちは遊びほうけていたが
しばらくして自分の英語の実力を測ってみようかと思った.
このときの勉強は家にあった「ぜったい音読」というものを使った.
- 作者: 国弘正雄,千田潤一,久保野雅史
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2001/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 21人 クリック: 134回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
この頃ネットサーフィンをしていたときに森沢洋介氏の音読パッセージというトレーニングを行うとリスニングとか文法が分かって英語出来るようになるという情報を得た.
これに乗っ取りシャドウイング,リピーティング,音読を計100回行った.
確かにテキストの音声が聞き取れるようになってきた.
365点.
酷すぎる.
正直これは結果わかったときも人に言えないくらい恥ずかしかった.
そしてリスニングは相変わらず聞き取れなかった.
先ほどのテキストは入門編で簡単な英語は聞き取れてもTOEICのレベルに到達していなかったのだと思われる.
ここでマジックナンバーをおさらいしてみよう.
295,410,395,365
ここまで英語の勉強にかけた"期間"に対して結果が悪い,コスパの悪い事例があるだろうか?
さて,これらが今までのTOEICの結果である.
ここまでの反省として
・もう少しレベルの高い英語の音声を聞き取れるようにする
・文法問題も出来てないため文法の復習をする
・長文読み慣れてないので耐性をつける
といったところだろうか.
現在来年一月初旬に行われるTOEICに課金している.
今やっている勉強はというと「ハートで感じる英文法」をひと通り読み終え,「英語のバイエル」の暗唱を繰り返し,並行して「はじめてでも600点がとれる!」のpart5をやったりpart1,2の音声のディクテーション,音読パッセージを行っている.
ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ)
- 作者: 大西泰斗,ポール・マクベイ
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2005/12
- メディア: ムック
- 購入: 36人 クリック: 217回
- この商品を含むブログ (110件) を見る
丸暗記でなく英語圏の人が英語使うときのイメージが分かるので非常に分かりやすく腑に落ちる.
がpart5の問題とけるかは別問題である.
瞬間英作文本である.例文が200程度と他の本比べ少ないので楽な方だろう,たぶん.
とはいえ簡単な英文ならパッと作る感覚を掴みつつあるのでこれも続けてみる.
ぶっちゃけ600点どうこうは考えてないけど解説詳しいし模試的なのが二つあるのがちょうど良く,基本的な文法のまとめがあるのが良い.part5を繰り返しやって傾向掴んだり,part1,2の音声を聞き取るトレーニングをしてる際中.ちなみに友達から借りた奴.
まぁまぁ勉強して英語出来るようになってきた"気"はするものの,
最近は模試を二時間でひと通りやるということをまだしてないのでどんくらい点数とれるか全く分からん.
最低記録の更新をする可能性もまだある.
何にせよ次のTOEICまで一ヶ月を切っている.
次のTOEICに乞うご期待.
以上です.