ヌッ

適当

最近kindle unlimitedで読んだ本

最近kindle unlimitedに登録した。たまたま気になる本をamazon見てたらunlimitedに対応しているし、書籍より月額費用のほうが安いやんけとなったのでせっかくなので入ってみた。昔prime readingとかやっていて、読める本全然無いじゃん……となって解約していたのだが、単純にunlimitedのほうがラインナップが豊富なのと、興味のある範囲としてビジネス書、技術書とかが割とありそうだった。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

kindle unlimitedに登録したきっかけになった本。
これ読みたくなる時点で大分人生にさまよってる感がでているが……。
ともかくタイトル通りの本で、いろんな簡単な質問を元にやりたいことに通じるキーワードを見つけていく、というわかりやすいアプローチを説明している。

これの紹介動画がyoutubeによくあがっていて、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」を見つけて、それが共通するものが「本当にやりたいこと」ですよ、という主旨であることを紹介している。
別に動画は嘘ではないのだが当然書籍のほうがより詳細について記載があるし、これらを見つけるための具体的な質問がたくさん掲載されている。

実際にやってみた結果、以下のような感じになった。

大事なこと

  1. 面白い)変態的、ふざける
  2. 余裕)平穏、ミニマリスト
  3. 行動力)有言実行
  4. 誠実)正直
  5. 知的)強さ、優秀、論理的
  1. 仕事の目的 -> 知的、知識の共有
  2. 人生の目的 -> 面白くて余裕のある生活

得意なこと

  1. 一緒に勉強すること
  2. 人に教えること
  3. 落ち着いて静かに話すこと
  4. 優しく伝えること
  5. メンタルが強いこと
  6. 真面目なこと

好きなこと

  1. フィットネス・格闘技
  2. 料理
  3. 教育
  4. インテリア・建築

なんとなく自己分析的なところができて、今後の指針にはなった気がする。
エンジニアっぽいところは全く無かったものの、今の仕事でもところどころできそうではある。
ただ具体的にコレといった仕事に落とし込むところまではできていない。
本にも、どういう仕事が適しているかはブラッシュアップする必要がある、と記載されているが、どっから手をつけるかはわからず、とりあえず今の仕事の中でうまくやっていく方法を模索している。

おカネの教室

中学校の図書館にあるような児童向けの物語でありつつ、内容としてはおカネの仕組みをわかりやすく説明している。
正確にはおカネの稼ぎ方の差やその善悪に関する内容が中心である。
勉強になるというのもありつつ、ストーリーにも引き込まれる、面白い本だった。

コンサル1年目が学ぶこと

有名な本だが社会人4年目になってまだ読んでなかったので読んでみた。
コンサルとあるが社会人としても役立つtipsが多く紹介されている。
個人的に役立ちそうかなと思ったのが「仕事の進め方を考える」というところ。
例えば資料作成にしてもすぐ書き始めるのでなしに、どういう調査が必要になってくるかとかどういうフローで進めるか、というところを洗い出して、それを上長に事前確認しようね、という話。
エンジニアとしてタスクの洗い出しとかは普通にしていたものの、もっと細かい粒度で見て調整するのは改めて必要だよなと思った。
一方で心構え的な話はちょっと厳しすぎる、硬すぎるかな、と思ってあんまり参考にするつもりはない……。

教養の教科書

昔から社会、特に歴史は大の苦手だったのだが、最近になってようやく興味が湧いてきた。
この本は歴史、経済、哲学、社会、音楽、といった様々なジャンルの物事について図解でわかりやすく説明している。
内容が広範なだけに各ジャンルについての説明は薄いものの、概要をつかむのにはちょうど良い。
またどのジャンルもどういう歴史があって今に至るのか、という説明の仕方で、他ジャンルとの関係性もわかって面白い。
学生の頃キーワードしか覚えてなかったものごとも結びついてきた。
震災前後で日本人の思想が変わった点についても触れており、遠い昔というよりは現代にどう影響しているのか、どう変化しているのかについて記載があるのも興味深い。

ただ「アニメはメインカルチャーになれた」「震災後に日本人の絆といった文化が他国からも注目された」など本当にそうか?と思うところもいくつかあった。
過去にも著名な学者同士で主張が割れたり批判していたように、現代でも当然意見が割れていて結論づいてないところがあって、この本もすべてが正しいというわけではない、ただし間違っているともいえないのだろうなと思う。

内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術

周りを見ると社交性が高い人間はもれなく優秀だな、と思いつつ、今までの経験からしても人見知りをする自分は人脈をひろげるのは嫌だなという思いがあった。
でも周りの人とは上手くやっていきたい。
そんな中でこの本は自分に適しているかもしれない、と思い読み始めた。

正直思っていたのとは若干主旨が異なり、内向的でありつつも社内、社外問わずに自分の好きな人と関わろう、非常に多くの人脈を持つ「人脈モンスター」ではなく「ピンポイント人脈」を持とう、という話だった。この人、大分社交的やんけ……と思った。ある程度周辺の人と喋れるけど、無闇矢鱈に人脈を作るのは嫌、くらいのレベルの「内向的」を対象としていた。

ただ「自分があわないと思った人間は無理に良い点を見つけるのではなく、自動改札ぐらいに思って表面上の付き合いで良い」「基本的には自分が好きな相手と交流していけば良い」「アウトプットしていれば良い相手から連絡が来る可能性もある」といった点は参考になるなと思った。

ザ・ワールド・イズ・マイン

ここだけ漫画。昔から読みたいなーと思っていたのだが奇しくもunlimitedで発見したので読んでみた。
全編通して暴力描写が多く、ハード。しかし、魅力的な登場人物も多い。
個人的にユリカンや警察側のキャラクターが好きで、各々自分の主張を持ってそれを貫き通すところが格好良い。
こういったキャラクターが極限状態におかれて必死にあらがうのは絶望的で、かつ感情が揺さぶられる。

くるりがファンで、この漫画と同名のタイトルをアルバムにつけたらしい。
これも良い曲なのだが落ち着いた曲なので、仮にこの漫画がアニメになったとしたらたぶんEDだろうと思う。
OPはもっと荒々しい、今だったらラスベガスとか9mmとかが担当しそう。


まだまだ気になる本があるのでまた紹介記事とか書こうと思う。
以上です。

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