ヌッ

適当

ムサビに遊びに行った話

ムサビに進学した先輩の紹介で参加し、男神輿を担ぎました。
男神輿はこういうのです。

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もともと同期の友達と二人で行く予定でした。が彼は研究の関係で来れないということで先輩にその旨を伝えたところ、その先輩も熱で出れないかもとのこと。知り合いがほとんどいない状態で何かしらのイベントに参加するというのは今までにも何度かあったしなかなか無い機会なのでそれでも行くと答えました。

当日、準備室前。扉を開けるとまるで南米の民族衣装のような格好の人が。先輩の名前を伝えると中に誘われた。しばらくして冷えピタを頭に貼った先輩が来た。なんと熱が38度あったのに来たという。漢だ。
褌の着け方は全く知らなかったので先輩に着けてもらった。ほとんどの人が褌だけでなくマッドマックス風のコスプレをしたりボディペイントをしていた。流石に褌だけでは物足りないと思い僕も何かしら絵を書いてもらおうと頼みにいった。「じゃあ女性器書こうか」と言われた。意味不明だったがその場のノリでオーケーして書いてもらった。その場には取材してる大学の新聞部的な女性の方がいて写真を撮られたり話をした。

僕「すいません、僕ここの学生じゃないんすよね……」
「えっ!?……今のお気持ちは?」
僕「来て良かったです」

ついに神輿を運ぶ時間になった。よく分からないまま配置につき担ぐ。普通の神輿も担いだことが無かったのだが、肩に乗せて声だして歩くぐらいならそこまで負担はない。坂や段差ではこっちにプレッシャーがかかることもあるが。褌姿で体に卑猥なイラストを描いて構内を歩きまわったのにも関わらず不思議と恥ずかしさはそこまでなく随分と楽しめた。寮生活であるとかラウドパークのような大声を出しながら暴れるようなイベントに何度も参加してきたのも大きいかもしれない。

流れとしては神輿を担いで大学の様々なところ練り歩き、その場で「エンヤコラセ」「武蔵野音頭」の二曲を時間の限り延々と歌うという感じ。もちろん僕はこの二曲を全く知らないのだがクソ耳コピで大声で歌った。本当に幾度と無く歌ったのだが不思議とそこまで喉は傷めなかった。腹式呼吸を身につけていて良かった。

この後は一人で構内を見て周りました。流石美大とあってアクセサリや衣類、ポストカードや同人誌などなど、至る所でフリーマーケットが行われてました。もちろん展示も素晴らしいものでした。個人的には軽音楽部の演奏やプロレス興行も良かった。今まで見た学祭の中でもダントツでクオリティが高いなとも思いました。絵こそ描かないけれど現代美術や建築には興味があるので、美大に行くという人生も良かったのかもしれないと少し感じました。

来年は友人と参加して結合式も見たいですね。
以上です。