ヌッ

適当

恋活実践入門 -悲しみの無い世界-

はじめに

長い間活動(婚活、恋活の隠語)を続けていて、今年の初めごろになんとか実を結ぶことができた。
現在は活動を一切忘れて落ち着いた生活を送れるようになっている。
活動の話はよく友達や会社の人に色々話してるのだけどここに得た知見をまとめたい。

結論

恋活に一番重要なのは「運」、次点で「自己研鑽」です。以上。

「運」

これをすれば確実に好かれる、というのは無い

身も蓋も無いが結局のとこ運ゲーだと思う。
身の回りを見ると特に苦労せず彼女ができる人はたくさんいるし、なんで俺だけ……という気持ちになる。
しかし世の中は元々不平等だ。
ちまたに溢れる恋愛指南とかでも要は「数撃ちゃ当たる」というアドバイスが多い。
そもそも相手は生きた人間なので考え方は多種多様だし、こういうロジックで確実にうまく行く、とは言えない。
というかそれでやっていこうとするのは相手にも失礼である。

運ゲーならどうしようもない?

じゃあどうすりゃいいんだ、というと「ダイスをたくさんふる」しかない。
「数撃ちゃ当たる」と大して変わらないといえばそうなのだが、もう少し大きいスケールの話をしたい。
この辺は以前書評を書いた「仕事は楽しいかね?」という本にも通ずる話である。

woody-kawagoe.hatenadiary.jp

数撃つ、というと例えばナンパをするとか婚活アプリで会うとかそういう「攻め」の手法の話になるが、僕としては何らかのコミュニティに属するとかもう少し「気楽にできること」「小規模の試行」も含む。
というのも活動自体は非常に辛いもので、攻めたのに相手からは見向きもされないなど、ダメージがかなり大きい。
例えばLINE交換したはいいけど音信不通になるとかいうパターンが僕は非常に多かった。
ささいなことといえばそれまでだが、見向きもされないというのはある意味自分の全人格を否定されるようなダメージがある。
しかもそれが大量にある。これを耐えるというのは本当に辛い。こうすると焦燥感もあってまともなコミュニケーションがとれなくなるという問題もある。

そもそも活動なんてしなくて良い

今どき独り身の人なんて珍しくもなく、一人を楽しんでる人も多い。
わざわざ上記のようなリスクを負ってまでやるような所業ではない。
しかも「ダイスをたくさんふる」をしたところで当たりを引ける保証も無い。
なので僕としては「何もしない」という選択肢もアリだと思う。
「何もしない」でも彼女ができる可能性はゼロではないし、一生彼女ができなくても、まぁそれでいいやという人は「何もしない」方が間違いなく幸せなはずだ。

でもやっぱり彼女がほしい

それでも僕は「パートナーと一緒に過ごしたい」という欲があったし、
「何もしないで文句言うような一番ダサい真似はしたくない」という気持ちがあったのでダラダラ活動は続けていた。
この「ダラダラ」というのが重要だと思っていて、「なるべくダメージを減らしつつ活動を続ける」というのが確率を上げる方法の一つだと思う。
ダメージが少ない活動としてはコミュニティに所属するというのがある。

コミュニティはたくさんある

活動をしてないと知らない人も多いのだが世の中にはたくさんコミュニティがある。
ここでいうコミュニティというのは「定期的に飲んだり遊んだりする集団」を示す。
大抵婚活アプリや婚活イベントをやってると知り合いの別グループとかの飲みに誘ってくる人がいる。
こういうタイプは彼氏が欲しいというよりはコミュニティを広げようとしてるだけの人間である。
コミュニティによって雰囲気や層、危険度は違うのだが、よくあるケースとして「カリスマ的な男性がいて、それを信仰してる女性が人を集めている」というのがある。
これだけだと壺でも買わされるんじゃないかと思うかもしれないが、参加してる感じだとただ新しい人脈を広げたい、そういうパーティイベントをしたいだけのようである。
そのためそういう価値観に迎合しなくても、単純にイベントに参加できる権利を得られるので仲良くするというのは一理ある。
中心人物は明らかに陽属性なわけだがその他多くの参加者は割と普通の人が多かったりする。
よくわからないけど誘われたからとりま来ました、くらいの人。
通常の婚活アプリ、イベントに参加するような気合いの入ってる相手ではなく、もうちょっと自然体なので気楽なはず。
それでいてこういうイベントは会費3000円前後とかで普通の婚活イベント(一回6000円とか)と比べると安価である。
はたまたやばいコミュニティだったとか反りが合わないと思ったらLINEブロックしてサヨナラするだけなので。
またこういうコミュニティに参加してるとさらに別のコミュニティに誘われることがある。
そちらのほうがもう少し価値観が近い人がいたりするケースもあるので鞍替えするのもアリである。
こういうコミュニティを渡り歩いたのが現在彼女ができた一因でもある。

こういう話をすると「そんな陽キャイベントいけねーよ」「パリピがよ」とか言われたりもするのだが、ダメージを抑えて活動するなら僕にはこれが一番良かったと思っている。
実際1回足を踏み入れて逃げ帰ってきたケースも多々あるので万人に進められるものでも無い。

ドMが最強

どの活動でも多かれ少なかれダメージはある。
このダメージに耐えつつ活動を続ける必要があるわけだが、逆にこのダメージを楽しむ、というやり方もある。
例えば「一緒にバーに行こうと言われてついていったら謎のセミナーが始まった笑」とか。
活動してるとこういう話のネタには事欠かない。
あと「こういう苦労してる俺すごいな、カッコいいな」と思うとか。
そういうドM精神があると人は強くなれると思う。

「自己研鑽」

なんとか確率をあげる

散々活動は運ゲーという話をしたが、確率を上げる他の方法として「自己研鑽」がある。
何もせず魅力のある人間になれたら最高だが、そうするのは難しいのでこれも地道にやっていくしかない。

外面をなんとかする

以前ブログにも書いたがオシャレ教室に通っていた。
どういうことを習ったかは以下記事を参照されたし。

woody-kawagoe.hatenadiary.jp

習ったことをちゃんとやってるか、というとぶっちゃけできてない。(ダイエットとかスキンケアとか)
とはいえ当時学んだことは割と参考になっているし、基礎、最低限の知識は身についたという自負がある。
何より自分で服を選んで買うこと自体が恐怖だったのがこれで無くなったのがでかい。
教室に行くというのは割と高い買い物だったが、現状の自分に合わせてアドバイスを受けることができるのは良い。
こういう教室に行くことは別にマストではないが、外面を良くしていくことは間違いなくプラスになるはずだ。

「入門 会話」はまだ販売されていない

早くオライリーは「入門 会話」を発売してほしい。まぁ実際にはそれに準じた書籍とかはあるんだろうがそれは置いといて。
会話をうまくやっていく方法は未だにわからず、試行錯誤している。
話す話題が思いつかなかったり、相手の話を聞こうと思っても喋ってくれなかったり、文化が違いすぎて話にならなかったり。
そしてLINEは続かず音信不通になる。
パーティーイベントに参加し続けたおかげで雑に話しかける度胸は身についたのだが、ファーストコンタクト後の会話が難しい。
結局のところ、会話に慣れるには色んな人と話して経験を積むしかないというつまらないオチである。

ただ最近個人的に気にしてるところでいうとこんなところか。

  • 聞くことに徹する、ということをしない。会話が無になったらとりあえず自分の話をしてみる。相手がそれに合わせて話したらそれを聞く。
  • 「雑」談なので思いっきり違う話を雑にしちゃう。会話が煮詰まってきたら全然違う話に変えちゃって雰囲気を変える。
  • 複数人の場合はあんまり話してない人に話をふってみる。本当は喋りたいのに会話に混ざれない場合もあるため。話の内容が多様になるので面白くなることもある。
  • LINEを無理に続けようとしない。日を改めて雑に話をふってみる。

この辺は会話に関する書籍を読んだり、実践を経て見出したtipsである。
そういう意味でもinput, outputを繰り返すのが自己研鑽になる。別にやってもうまくいかないかもしれないし、確率を上げる一因になる可能性もある。

おわりに

というところで恋活に一番重要なのは「運」、次点で「自己研鑽」という話でした。
あとは何事も無理せずダラダラやる、もしくは何もしないのが重要です。
令和になってこんな辛いを思いをする必要は無いのです。
ではまた。

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