ヌッ

適当

北九州旅行|観光編

小倉 - 小倉城、商店街、マカロニ星人

学会会場の最寄り駅がここだった。規模としては八王子、立川と同等ではないかという説が有力。南側に対して北側は人が少ない、というように駅の片面だけが栄えてるのはよくあることなのだろう。南側へ少し進むと商店街に入る。雑誌などを見ると「角打ち」に関する記事が載っている。酒の入った升の「角」を「打つ」、つまり乾杯して立ち飲みできる店が多いようだ。港に近いためか魚が有名でお酒も好きなのだろう。シャッターが閉まっている店もいくつかあるのは物悲しくなるが……。紫川をこえると小倉城がある。正直周りのビルと見比べると小さく見えてしまうが、ああいう建築物を見に行くのは良い。それから紫川にかかる橋はいくつかあるのだが、そのうちの一つである中の橋(太陽の橋)には「マカロニ星人」と呼ばれる独特のオブジェがある。以前珍スポットと題されたツイートを見たが、今回散歩中にたまたま遭遇した。本当の名前は「宇宙七曜星の精」らしい。ウーム、しかしどうみてもマカロニだ。

別府 - 地獄、砂風呂

今回の観光のメインである。やはり旅行するなら温泉に行かなくてはと思い別府に行くことにした。小倉からは一時間強かかるが2枚券、4枚券があり、窓口に行くと直前でも指定席を無料でつけることが出来る。別府は地獄巡りが有名だ。地獄とは90-110度もある高温の温泉で全8ヶ所ある。それぞれ特徴、形態が異なりこれを全て見て回ることを地獄巡りという。詳しくはググれば出てくる(適当)
8ヶ所もあるが案外一日で周れた。どういう順路で周ればいいんだ、巡回セールスマン問題を解かなくてはいけないのかと思ったが順路があってスムーズに行けて良かった。ちなみに最初は海地獄から行くのが良さそうだ。ぶっちゃけ「動物とか温泉関係無いだろ」とは思った。あと「本当にこんな色が自然につくのか?本当にこんな頻繁に間欠泉が吹くのか?作ったんじゃねえのか?」と疑ってしまうこともあるが、まぁ細かいことは気にしないということで。それから外国からの観光客も多い印象があった。

もちろん入る方の温泉にも行った。泊まった旅館は予約することで1時間貸切風呂に入ることが出来、最高であった。それとは別に常時空いている大浴場も行った。それと旅館の方が外国の観光客に対して単語のみで対応していてすごいと思った。

先程の野上本館から竹瓦温泉はほど近くにあるのだが、この通りは完全にソープ街だった。夕飯を食いに行こうとしてここを通ったところキャッチに遭遇してしまった。 

竹瓦温泉の話に戻ります。ここには砂風呂があり、朝起きてからここに砂風呂を体験しにいった。まず全裸になり浴衣的なのを着る。その後砂風呂部屋にいくと砂場にくぼみがあってそこに案内される。浴衣を着ながらくぼみに寝転がるとおばさま達に埋められる。寝るときは大の字ではなく気をつけの姿勢になる。砂は温泉の蒸気で暖かく湿度がある。手が動かせなくなるように手と腹の上、体と垂直方向に砂をかけられる。死んで埋められるときはこんな感じなのかなと思った。仮にそうなったらもっと冷たいだろうが。その後足元、脚、腕、腹の純に砂をかけられる。最後に頭のあたりに枕になるような砂を作ってもらう。体の周りを砂に包まれる。まさに砂の風呂だ。風呂と違うのは砂の重みがあることだ。かなり気持ちが良い。しかし長く続けるのは難しい。身動きがとれないし、ずっと暑いのは苦しい。しかし開放されるのも気持ちが良い。包まれる快楽と開放される快楽は表裏一体なのかもしれない。そんな事を考え10分程たったところで声をかけられたが、うっかり見栄張って「もう少し」と言ってしまった。しばらくして友人が起きたところでそろそろ出たいという旨を申告して起き上がった。砂風呂は最大で15分程入れるので恐らく12分程度入っていたと考えられる。まず手を砂の中から出す。胸と腕のあたりの砂を払い落として、立ち上がる。浴衣は返し、シャワーで体の砂を払い落としてから内湯に入る。また砂風呂に来たいと思った。

門司港 - ブルーウィング


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当初は下関に行こうという予定だったが門司港の方が港に近く景色が良いのではという話になったので行った。恋人の聖地らしくオシャレな町並みであった。洋館のような建物も多い。船が来ると開く橋、ブルーウィングというのがありタイミングがよく開く様子を見ることが出来た。またバナナのたたき売り発祥の地らしく、バナナ味の土産も結構多い。それと駅周辺にタコのイラストが多数展示されていたがあれはなんだったのだろうか。タコが有名なのだろうか。展望台からの景色は当然良い。新潟の濁った海と比べると余計に綺麗に見える。時間に余裕があれば下関、巌流島に行く船に乗れば良かったが、展望台からだけでも十分楽しめた。